ブログ開始2日目
せめて3日ぐらいは続けたい(ヲィ
さてさて、そんな2日目ですが、いきなりキット改造の話
初心者向けではないし、楽しくもないかも知れない(汗
まぁ、こういうやり方もあるという事を知ってもらえれば十分です
さて、ヘッドホンアンプキット KA−10SHを何台か作らせていただいておりますが、そのどれもが改造品ばかり
改造の内容は全て違いますが、大体は同じ
その代表的なものを書き出します
説明がわかりづらい場合はメールを頂ければ幸いです
higurashi_mitiyuki@yahoo.co.jp
(@マークを半角文字にしてください)
・標準ジャック対応
元々ミニジャックなのですが、ちょっといいヘッドホンは標準ジャックが多いです シャーシの取り付け穴を加工して標準ジャックを取り付けします
工具はドリルとリーマーがあればOK!
安価な標準ジャックであれば数百円で買えます
一番良く使うのが国産のステレオジャックですが、変わらないぐらいスイッチクラフトの金メッキジャック「#12・ゴールド」を頼まれます
このステレオジャックはとにかく食いつきがすごいので、硬すぎると思った人はバネを広げて強さを調整すると良いです
弱すぎると音が出なくなることがあるので適当に調整します
・3Pインレット対応
電源ケーブルにこだわりたい方や、設置の際にケーブルがダッチャクできたほうが良い方は改造したいポイントです
ちなみに、一番めんどくさいです
3Pインレットのパーツは一般的なものだとシャーシに収まりません 小型のはめ込みタイプがありますから、背面(パネル)シャーシ寸法に収まる物を購入して、そのパーツに合わせてヒューズホルダーの穴を中心に穴をあけます
ヒューズホルダーの取り付け穴部分に3Pインレットを装備しますから、ヒューズホルダーの取り付け位置を変える必要があります
ヒューズホルダーは元々電源コードを通す穴のところへ取り付けします そのために、その穴をステップドリルで拡大します
ステップドリルで元の穴を11〜12ミリ程度まで拡大し(仕上がり寸法は13ミリ弱)リーマーで少しずつ拡大します
この際、パネルの表と裏からリーマーを使って穴を拡大するのをお奨めします
バリが発生すると思いますから、丸やすりなどで、バリは丁寧に取り除いてください
後はヒューズホルダーの位置決め(回り止め)のポッチの収まる穴をヤスリで削ってやれば完了です
次に本題の3Pインレット取り付け穴です
自分は台形の穴を現物あわせであけるのですが、作業は次の通りです(わかりやすい方法を記載しますが、手間はかかります)
この改造、失敗は許されませんので良く考えて慎重に行なってください
手間がかかるだけでなく、神経も使います 改造は自己責任です
穴のあけ方ですが、切手をイメージしてください
大きな穴をあけるために、穴あけの予定ラインの内側に細いドリルで無数の穴をあけて、最後はニッパーで切り取りします 最後はヤスリで微調整して整えます
パーツのはめ込みサイズを紙に書く(実物を紙の上において、はめ込みサイズをシャーペンなどでなぞってかたどりします
詳しくは「実際にやればわかります」(をぃw
わからなかったらお問い合わせ下さい(^−^;
かたどりした紙をハサミかカッターナイフで綺麗に穴あけします
そのかたどりした紙をシャーシの穴あけ部分にあてがって、マジックでシャーシに穴を書き込みます
このシャーシはとても硬いので大きなサイズの穴あけは容易ではないですから、先ほど描いたマジックのラインのやや内側へ細いドリルでたくさん穴をあけてつないでいき、ニッパーで隣同士の穴を切っていきます(切手みたいですねw)
作業は丁寧に!無理・力技は絶対にいけません!
切手のように穴の周囲がとがっていますから3Pインレットパーツを実際にあてがいながら少しずつヤスリがけをしてパーツがぴったり収まるように穴を作ります
最後にパーツをはめ込んでしっくりくればOK!
簡単に言えば現物にあわせて穴をあけてくださいって事ですね(ただそれでけの事が手間なんですけど・・・)
3Pインレット対応とすることで、電源部分のパーツ取り付けがマニュアルと異なってきたり、注意が必要となります
基本的に配線や、パーツレイアウトの若干の変更は「ショートしなければOK! パーツ同士が位置的に干渉しなければOK!」という感じで大丈夫です
穴あけが成功すれば98%出来たようなものですから安心してください
この改造は重ねて申し上げますが、手間がかかります
失敗した場合に取り返しがつきません
しかし、組み立て後に行う事は大変手間がかかるので、いつかやりたいという事であれば、最初にしておいたほうが良いです穴あけのみの加工のご相談ご依頼、受け付けております
※わが身に何かあった場合は対応できませんので返事が無い場合はブログの最新記事などで当方の生存を確認してください(をぃw
今後の予定
・内部パーツについて
・ノイズの対策について
・組み立て上の注意
・真空管の変更について
1つのパーツの取り付けごとに多数のポイント、注意があります
小出しにすればしばらくはネタが尽きる事は無いと思います(笑
2日目でこの文章量ですが、今後はもう少し短くします
よろしくです♪