真空管の寿命は真空管アンプを検討されている人には気になるところだと思います
当方ですと、わりとよく球を変えるので実際の結果として1つの真空管が消耗するまでには相当時間がかかると思うのですが、過去に製作して納入した方から球がダメになったという話は聴いた事がありません
ある方は真空管プリアンプを使用していて、「3年ぐらい通電したままです」という方もいらっしゃいました
24時間3年間通電したままという条件ですと合計26280時間です・・・いや、十分ですw
とはいえ、いつでもこの耐久性が当てはまるものではありません
真空管の寿命には
1.出来の良さ(当たりハズレですごく変わります)
2.良く放熱されているか
3.設計上余裕があるか(電流や電圧をかけすぎていないか?)
4.安定した場所で使用しているか
5.使用時間
といった使用環境の中で寿命が何倍も変わってきます
しかし、おそらく一般的な使い方であれば5年や10年持つと思われます
自分の場合、真空管の寿命で天寿を全うしたと思えるものが無いのですが、ノイズが入ってきて交換と言うものはありました
しかし、おそらくそれは不良品かそれに近いものではなかったかと思います
通常の良品であれば2,3年で寿命がくるような物ではなさそうです
結局のところ、良くわからないとお茶を濁してしまうことになるのですが、こればっかりは明言されている方がいらっしゃいませんので私も知るよしがありません
とりあえず、そこそこ出来の良い球であれば数百から数千時間の寿命が期待できる事、真空管の寿命を心配するなら、周りのパーツの寿命も問題になるという話、交換しても数千円で購入できるし交換は容易、日常的に交換が必要なわけでもないしメンテナンスコストが異常にかかることも無いという事です
仮に消耗品と割り切ってもオーディオ用に使われている真空管はその多くが現在も作られています
真空管の寿命は気にはなりますが、それが問題となったという事は聞いたことがありません
お茶濁しで申し訳ないですがそんなかんじです(^−^;
今日も2台の真空管アンプに火が入ってます♪