HFI580を簡易分解してみました
ドライバーのあたりを分解したんですが・・・
吸音材とか何にもないのね!
吸音材とかを使って音の調整をしているかと思ったら
ハウジング容量
ハウジング材質
ドライバー性能
以上の実質3つの要素で音が構成されているようです
音のこもり感って感じなかったんで、何らかの工夫があると思ったのに実にシンプルな内容でした・・・
未知数な部分としてはHFI580はプラスチック製ハウジングに金属製の外観向上用のカバーが付いているのでハウジングとそのカバーの間に両面テープなりスポンジなりの吸音材料が仕込んであると音に影響があるかもしれません
しかし、この構造では基本的にはハウジング内での音の反響を含めた音質の劣化要因はそのままあるはずです
これは想像以上に音質がドライバーに依存するという事と、ハウジングをいじってもあまり効果は期待できないかもしれないという新しい判断材料になりそうです
あ、ちなみにエディション9では吸音材が使用されているそうですね
それにしても、密閉型は基本的にこもり感が伴い、良好な音質を得にくいという固定観念は持たない方が良いですね
さて、手持ちのULTRASONEは全て密閉なのでの開放型が聴きたくなってきました
その場合の低音表現によって、また新しい発見があるかもしれません
実に興味深いヘッドホンを作るメーカーですね