kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

プリントとかー

発送前になって、いろいろ考えちゃうことがありまして、今日発送ができなかったりorz...

とりあえずプリントの用意は出来たので後はどういう形での発送が良いのかなぁといろいろ思案したりしてます
大体は決まっているんですけどね

今回は試聴用に真空管は入れないので,標準球のみ
標準というと、それが純正とか、それが基準とか思っちゃいそうですが、ただ最初についてくる球と言う意味ですね

以前はロシア製の球が付いていたんですが、今はフィリップスのアメリカ製 JAN6922が付いてきます

個人的にはロシア球の中低域の厚みがある音が好きで、フィリップスは少しクールトーンです

現在使っているKA−10SHは音がやや硬いと人から言われたのですが、けっこう気に入っていたりしていて、個人的にはボーカルが熱く明瞭に感じています
その代わりにソースによってはもう少し低域の広がり感が欲しい物もあるのですが、そこは好み

今回はHD650を意識して信号経路の一部にかなり古いビンテージケーブルを入れてあります

ビンテージケーブルといってもいろいろですが、手持ちである物でおそらく一番古い物ですが1950年代以前だと思います

銅の単芯に錫メッキ、絶縁はエナメル・シルク・コットン・ワックス(蝋)といった非常に凝ったケーブルで「エッジが立つ」と表現される音調です

ビンテージ線がなぜ良いのかはいろいろ言われますが、一番は銅の精製の方法、加工方法が違うからという事のようです
あと、絶縁素材もまったく違いますし、ある意味現在のケーブルとは違う面で大変手間がかかっていたりします

それにしても、高いですね、ビンテージ線って・・・
50cmで800円とか、貴重なのは貴重なんでしょうけど、けっこうお高い

あと、ケーブルだけでなく、ハンダや、そのほかにも音にかかわる要素はありますので、全体を見ながら組み合わせていくことが大切

そして、そのセンスが問われるのだなぁと、良く思います