kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

歯が痛くて、いやもう、ほんとに・・・(カップリングコン

先日から歯が痛くて、歯医者さんに行きましたら、
「今の状態ではなんともならないので、炎症が治まったら考えましょう」

って、話でしたorz......


今はずいぶんおさわってきましたので、一安心です

昔は歯の病気で命に関わる事もあったと言いますが、そりゃそうでしょう・・・(汗

さて、それはとりあえず良いのですが、カップリングコンデンサーってどうやって選ぶの?という話

・・・好みですよね(汗

自分はオイルコンデンサーの方が落ち着いて、聴きやすく思うのですが、フィルムコンデンサーの癖のなさというのも理想からすると良いのではないかと思います。

この辺りの話は常に誤解もありますし、好みの問題で口論に近い事もあると思いますが、当方では、「やはり、本人の好みで決めた方が良い」と思っています。

「良い音」をどこに定義づけするかは人によってまったく違います。

スピーカーで音楽を聴く場合、実際に自分耳に入る音と言うものは、

・スピーカーの直接的になっている音
・エンクロージャーの響き
・バスレフポートなどからの音
・それぞれの音が部屋に反射して混ざった音

などが複雑に混合しています。

結果として、音の良いスピーカーを買ったつもりが、自分の部屋で聴くと鼻が詰まったような音であったりだとか、キャンキャンと煩いだけの音になったりします。

スピーカーに対して部屋が広い場合に低域不足、部屋が狭い場合に低域過多と言う事は、良く起こります。

そのバランスが取れたときに、「良い音」だと感じられるものと思います。

バスレフポートがあれば低域は豊かに補完されますし、密閉型であってもエンクロージャー自身の響きによってずいぶん実際の聴き心地は良くなったりします。

これを考えると、スピーカーと言うのは「本来の音+脚色音」という構図から逃れる事はきわめて難しい、逆に言えば、それらも活かし、バランスを取って良い音が実現できるとも取れます。

自分の体験としてロードホーンを組み合わせたトールボーイスタイルのスピーカーを聞いたときに「誇張・脚色された低域では不自然さは否めないのでは?」と疑って聴いた事があります。

実際には、響きの悪い部屋などではそういったスピーカーを利用する事によって、まるで部屋が一回りも二回りも広いようなリアルな錯覚を体験させられたりしました。

原音再生にこだわり、付加する音を否定し消し去ってしまえば、おそらくつまらない音になると思います。

時には「実際に聴いてどう感じるのか?」というのも大切にしなければなりません。

おそらく、ステレオ録音の限界を知っている人ならば「原音忠実」と言う事の中に「越えられない壁」があることを知っている人は沢山いらっしゃると思います。

そして、その壁と上手く付き合う方法が、様々な方法であったり音質チューニングだと思います。

で、カップリングコンデンサーに戻ってきますが、これもまた、聞いた感じで「良い」と思えるほうが最善だと思います。

ハンダゴテを握ればカップリングコンデンサーぐらいは交換できます。

「この部品のこの音が最高」という物が、個人ごとにあっても良いとは思いますが、いろいろ自分で試して好みの物を選んだ方が楽しいですし、視野も広がると思います。

ちなみに、当方が聴いた人の好みの話ですが、「ビタ□ンQはゴミ」「□シアのオイルコンは安くて音も最高(誤差があったりするけど)」「オーディオグレードもいいけど汎用グレードのオイルペーパーコンも捨てがたい」「キット標準はやっぱり無難、何でもいける」などと、好みによって楽しまれたり、貶したり(ヲィw)という話はよくある話だと思います。


ここも含めて、いろいろな方がいろいろな主張をされていると思いますが、ご予算の範囲内で自分で体験されるのが何より一番です。

なにげに今、フィリップスのSHP9000を使って音楽を聴いていますが、レビューも数少なく、あっても「それなり」の評価しかされていないこのヘッドホンが、個人的にはなかなか良いです。

HFI580が濃密ならば、対照的に大変広がりのある鳴り方をします。
これもまた、試して見ないとわからないですし、「この鳴り方が最高」とどれかの機種に決め付けてしまえばありえない感想となるでしょう。

「嫌いな物が沢山あるより、好きになれるものが沢山のほうが、多分楽しい」

・・・って思うんですけどね(^−^;