と、いうわけで続き
そう、話が変わるかもしれないのですが、先日ですね、ツイッターでスピーカー作りに悩んでいる人がいましたので「塩ビ管で遊んでみたらどうですか?」みたいなことをいいましたら「塩ビ管の音が乗るので」「過去にやりました」「思ったより安くない」「ちゃんと計測して作らないと」などなど正論。
( ゜ω゜)ノノ<いやね、実際のところ、知れば知るほど自分も素人がスピーカーを作るのってどうなの?って思わなくはないんですよ。
ただ、ある意味での逆を言えば周波数特性や形状を含めてメーカーさんがすごいお金をかけて安価に品質のよい物を作っている「はず」じゃないですか?
( ゜д゜)ノノ<そんなもんは買えばいいんですよ。
では、なぜ自作するのかといえば
「理想とする何かを形にするため」とか
「やってみたかったんですよ」っていうことでいいと思います。
メーカーが四角形のものしか作らなかったら自分は5角形や6角形で作っても良いし、もっと自由な造詣にしても良い。
何らかの業界にいてスピーカーを作れそうな材料が手元に豊富にあるなんて理由もありだし、部屋の棚の隙間に収まるサイズの物がほしいって言うことでも良い。
好きな色やイラストがついていてもいいし、スピーカーなんだからさまざまな音色を出すように試しても良い。
その辺りに「わくわくできるか?」っていう単純な理由があればそれをしようとする人の足を引っ張る必要なんてまったくないんですよね。
ちなみに、今がんばっているのは小型で定位の良いスピーカーで、音量は部屋で十分な量があればいいというもの。
音量の限界はそれほどなくてもいいということならば、材料も薄くてもよかったりしますし、小型ならばあらゆることが安価に済みます
(やってみるとわかりますよ、5CMと8CMとではユニット代以外の材料代も場合によって結構あがります。)
ちなみに、正直に言うと上記のスピーカー作りを真剣にやっている方に対して不謹慎ながら「どこで聞くためのどんなスペックのものを作るんだろうか・・・個人の自宅であれば大きなものを作っても致し方ないだろうに・・・」などと、否定的なことをちょっと考えてしまいました。
しかしながら、自分が放置しておいてもらえるように、やはり、むやみに干渉せず最後まで見届けるのが同好の者としての良心というか、失敗したなら本人のためだし、成功ならそれはよいことであります。
おそらく失敗するだろうからやめさせるように仕向けるのはためにならないと思います。
失敗するから身に染みてわかるし、その失敗は必ず今後の役に立ちます。
「こうすれば失敗しない」ということを教えてもらっていては、なぜそうXしなければならないのかが理解できず知識や技術の上積みができません.
一応、本人は一人でがんばるようなので何もいいませんが、スピーカーを自作する初心者方にはスピーカーユニットの選択と試聴をお勧めいたします。
エンクロージャーはとても大切ですが、ユニットによるところがかなり大きいと個人的には思っています。
あ、そうそう
自作スピーカーですが、パソコン付属の安物やラジカセと比べたら音のよいものはたくさんありますね。
なんだかんだ言って、しっかり作ったエンクロージャーや吟味したユニットを取り付けたりすればその結果は音になって必ずわかります。
思ったような音が出ないのならば、そこには謎解きがあり面白いです。
ああ、やっぱりスピーカー作りはよい趣味です。
温室・サイズ・デザイン、自分好みの1品を作りたいですね。
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