先日、TU−HP01を購入したわけですが、ちょっとホワイトノイズが気になったと言う話でした。
まぁ、「ちょっと」です。
ちょっとなんですが、過去にTG−5882という据え置き型ヘッドホンアンプがありまして、音質にこだわったと言う割には「電源トランスから来るハムノイズ」「真空管ヒーターの交流点灯から来るノイズ」の2つが耳障りだったと言う話があります。
電源回路にはパワーMOSFETによるリップルフィルターをおごっているにもかかわらず何でこのような露骨にわかるノイズを放置して製品化したのかはわかりませんが「これぐらいは仕方が無い」と言うことだったのでしょうか?(とはいえ、その後期モデルではほぼ完璧に対策されていたのでやっぱり駄目だったんだと思います)
で、今回のTU−HP01なのですが、こちらのホワイトノイズもまたそういうことなのかなと。
能率の低いヘッドホンを使えば気にならないと言う話もあるかもしれませんが、いくら能率が低いと言っても聞こえるものは聞こえます。(無いものは聞こえないですが)やはり、ノイズは無いに越したことはありません。(当方は交流点灯の真空管アンプのノイズをありがたがる正確でもないですし・・・)
これぐらいのノイズの製品はいくらでもありますし、別に騒ぐほどのレベルだともいいませんが、もしこれでホワイトノイズが気にならなかったら絶賛していたと思うんですよね。
音の質自体は良いけどホワイトノイズが一般のもの以下なら最高だったのに・・・と言ったところでしょうか。
おそらくそれだけのことで評価はぜんぜん違ってくると思います。
おそらく出力に余裕を見すぎてノイズの方を妥協したのかもしれませんが、出力をもう少し落としてでもノイズの方を一般的なイヤホンでも気にならないレベルにまで落としたほうが良かったと思います。
・・・もしかしたら改良モデルがまた出るかもしれないなんて思います・・・
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