kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

簡単にいかないですね(苦笑

友人から1曲、ものすごく耳に刺さる曲という事で、「嘉陽愛子 瞳の中の迷宮」という曲を教えて頂きました
(アニソン?)

で、聴いてみたんですが、これ、めっさ高音域がはっきりと録音されてるんですね、低域がカットされているんじゃないかって気がするぐらいです

この友人の持っているヘッドホンは借りた事があるのでどのような状態で聴いているのかが想像できるのですが、おそらく拷問のように高音域が耳に痛いことでしょう

そんなわけで、人によっては一言言いたくなるかもしれない録音ですが、いっそ気持ちが良いともいえます

自分も話す度に言う事が違うと思われるかもしれないですが、基本的に録音されていない音は再生できないので、これだけキンッとした高音域が入っていたり曇りの感じられないボーカルが入っているのは面白いです

で、いつも良く使うヘッドホンで聴いてみました

まずはULTRASONE HFI580
自然な音ではないという評価もあるかもしれませんが(全般にメーカー特有のドンシャリ評価)ですが、想像していたよりも高域は刺さりません 正直不思議
これは、単純にULTRASONEの高音はつらいとばかりもいえないみたい
(いちいちつっ込みを入れたくなるところはお読みの方にあると思いますが、ちょっと待ってねw)

と、言うか、その次に聞いたゼンハイザーHD600でのことなのですが、これで聴いてもかなり高域がつらいというか、はっきり聞こえすぎるというか、ゼンハイザーのこのクラスですら高域が強すぎるように感じるとは驚きました

HD600前後の機種は自然な感じで高域も刺さらずに聴きやすいという事なのですが、比較的ドンシャリに部類しても良い先のHFI580よりも聴きようによっては高域が目立つようにも思えます
想像以上にクリア

でもこれは、HD600が得意としている中低域が録音ソースの時点で寂しい可能性があります

中低域を底上げする為にボリュームを上げていけば、高域のvolレベルも上がっていき、結局のところ低域から高域までバランスよく聞く事は出来ません

そういう点、高域は録音の時点でそれほど刺さるような録音がされていない物の方が調整しやすいですね 低域はボリュームを上げても耳に刺さるような音には刺さるような音には聞こえませんので、それとなく聴けてしまう為、高音域が気持ちが良くなるところまでボリュームを上げればなんとなくバランスは良さそうに聞こえます

多分、今回HFI580がHD600よりも高音域が刺さる感じがしない、もしくはやや霞んで聴こえるような気がしたのならばHFI580は想像以上にボーカルなどの中音域が厚みがあり、結果として音量を上げることなく聴きやすいために高音域が刺さらないのかも?

HD600はバランスが良いので、足らない部分を底上げする為にvolを上げた結果、高音域がそのまま増えてしまい聴きづらい、もしくはボーカルが甲高く肉薄になってしまうのかもしれません

HD600なら、なんでもそこそこ聴きやすい感じに再生してくれるのかなぁと思ったのですが、聞いて想像していた以上に素直な特性の持ち主なのかもしれないと思い直しました

さて、これでも聴き難いとなれば、次はAKG K240STでしょうか?

他のヘッドホンでも聴いてみますが、録音が良いの悪いのとか、ヘッドホンが良いの悪いのとかっていうのとかではなくて、何でこう聞こえるんだろうか?と考えて想像してみるのはなかなか面白いですよ

・・・ケチなんてつけたって面白くないW

(救いようの無いものもありますけどね(苦笑)