こんな本読んでました(もらい物・ちなみにもう売ってないっぽい)
Headphone style―ヘッドフォン、イヤフォン選びにこの一冊!! (OAK MOOK 219)
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: ムック
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で、まぁ、いろいろ思ったり
↑上記のレビューを見てもらうとわかるんですが、消して良い本だといえない所があって、うなずけないところも多いのですが廃盤なので試しに買う人もいないでしょう(苦笑
さてさて、この中で、当方手持ちのカナル型イヤホンであるオーディオテクニカATH−CK7が載っていましたので少々思ったことなど
前も書いたかもしれませんがATH−CK7はチタン鍛造ハウジングが素敵なカナル型イヤホンです
チタンハウジングについて、これが良いとか悪いとかはわかりませんが、丈夫ですよね、うん
(´ ヮ`)<最もイヤホンの故障原因のほぼ全てが断線なのでハウジング強度ってそれ程重要でないかもw
で、これ、ハウジングのせいかドライバーユニットの特性か、さてはてエージングの加減か?で、大変高域がきつく長時間はつらいと感じる音質です
上記の本にも高域がきついというレビューがありましたし、ああやっぱりかと
でも、今はそう思ってないんですよ
イヤーチップ変えたからw
エージングも進んでますしね
今は100円均一で買ったカナル型イヤホンのイヤーチップMサイズを使っていますが、豊かな低音と綺麗に伸びる高域、コントラストがやや高め(ややドンシャリ?)という人もいるかもしれませんが大変バランスよくすっきりとした気持ちの良い再生をしてくれます
イヤーチップでこんなに変わるものなんだなぁと感心します
自分の場合は、おそらくフィット感が良くなったために低域の漏れがなくなり、高域寄りに思えたバランスに低域が付加されてバランスが良くなったのではないかと憶測しています
(ATH−CK100の新品と、手持ちのCK7だったらCK7の方が良いと思いますよ)
ちなみに、100円均一で購入したカナル型イヤホンは、音質面で駄目駄目なので使ってません
非常にこもった音質で能率が悪いのでポータブル機器でもけっこうボリュームを上げて聞くことになり電気食いなのではないかと思います
また、致命的なのは左右の音量が違う!という問題を抱えており、ハウジングを分解して内部を確認したり、左右のユニットのインピーダンスを測定したりもしたんですが、原因はわからず、おそらく手直しでどうこうなる域を超えてます
やはり、振動板の整形技術・加工精度の点で100円均一の物では越えられない壁があるのでしょう
ATH−AD2000が能率が高く低音も太い理由として噂で聞いたのが「振動版の薄さ」だそうです
薄く、均一な物を製造する技術という物が必要なんでしょうね
そういう点で小さければ小さいほど難しいように思います
という訳で、カナル型って難しいのではないかなーって思うのですが、おそらく5000円でヘッドホンとカナル型イヤホンと買ってきた場合はおそらくカナル型イヤホンの方が音が良いのではないかと思います
小さい方が加工精度が要求されるので、音質は加工しやすい大型のドライバーユニットを使うヘッドホンに歩があるかなーって思うんですが、案外良いですね
で、この程度で驚いていると、上には上と言いますか、アーマチュアバランス型とか言うカナル型イヤホンもあるそうで・・・内部構造が複雑なんですが、これ、インナーイヤーに仕込むってどんだけ精密さが要求されるんですか!?
・・・音が出てるだけで驚きますね(^−^;