最近KA-10SHではフィリップスの6922をつけたままであったりします
そろそろ松下の6DJ8が恋しくなる頃なんですが(どう言う事だ?w)先日、「松下と、フィリップス系は近い」との話を聴きました
自分で裏を取ったわけではないのですが、この辺りは球の内部構造を見ると「あれ、やたら似ている?!」というものがあります
先日、某所で話になったのはEi製のPCL86が他のドイツ製のPCL86と極めて良く似た内部構造をしているという話から、Eiどころか、実は大本はフィリップス系だったという話をお聴きしました
この辺りは球の事情通?には知れたことだそうで、よりいっそう勉学に励むようご鞭撻を賜りました(笑
ヨーロッパでの真空管の製造は、思わぬところでOEM生産や、工場の移転などの兼ね合いで、ほぼ同等の中身の物が工場の移転や、製造ノウハウの株分け?のようなもので複数の場所や、本家とはずいぶん離れた場所でつくられたりなどと言う事があったようです
このあたりの流れを知ると、マイナーブランドでも、中身はほぼ有名ブランド球と同じといったような物があったりして、希にお買い得な物があります
希にお買い得というのは、マニアの方はその辺りを熟知しているので、例えば、ムラードのある時期の真空管は松下のOEMと言う事を知っていると、ムラードの物がなくなれば、自然と松下が同等品として高価に扱われてしまうので、お買い得では無くなったりするわけです
それでも、たまにはブランド違いで中身はブランド物と同等の物もありますから、暇なときに、そういう事情を勉強しておくと役に立つ事があります
ちなみに、国産真空管はけっこう品質が高いと思われます
今の日本の産業は真空管生産をしていた頃と比べてどうなんでしょうか?
今から20年後30年後でも評価されるものを製造している産業が以下ほどある物なのか?
中国製の安くて質の悪いものを多く見受ける今、国産がどれだけあって、どの程度の品質を維持できているかというのは関心事です
(´ ヮ`)<ではではw