えー、金欠なのでコスパ重視でPhilips フィリップスのヘッドホンSHP9000を買いました
(金欠の時は買い物しちゃ駄目なんだよw)
(T AT)<でも、息抜き?も必要だよね・・・
PHILIPS ヘッドホン シネオス HIFI SHP9000
- 出版社/メーカー: Philips
- 発売日: 2008/10/24
- メディア: エレクトロニクス
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で、「これがハズレだったらもうPHILIPSなんて買わない」と昨日言ったばかりですが、ええ・・・
「もう、恋なんてしないなんて、いわないよ絶対w」
って感じで、かなりご機嫌です(何が起こったw
まず、スペック
インピーダンス32オーム
最大入力1500mW
感度106dB
再生周波数5〜40KHz
50ミリマイラードライバー
4メートル脱着式LC−OFC布巻きストレートケーブル
付属品 ポーチ 標準ジャックアダプター
音に関しては、第一印象(後から変わると思うのでご注意下さい)として
5〜40kHzの広帯域再生を感じさせる低音から高音まで良く出ている感じがします
残響、余韻、そういった繊細な表現から十分な量感のある低域、金属音をしっかり表現する高域、ボーカルを含めた中音域も良好です
ただ、それらのバランスから、このヘッドホンならではの表現をします
「このモデル以前の同価格帯機と比べると中音域が薄くなった」というレビューを拝見しましたが、ああ、なるほどと思ってしまいました
というのは、ボーカルが少し遠い、そして幅が狭い感じで聞こえます
これというのは「中音域が出ていない」というわけではなく「距離感がある」ように感じている、また、ボーカルだけでなく、楽器ごとの幅が狭くというと悪く聞こえますが、要するに定位がしっかりして、よく楽器などがばらけている感じに聞こえます
音源が膨らまずに団子にならないんですよ
今までのヘッドホンで目の前にあったボーカルが1歩、2歩後ろに下がりステージそのものが少し遠くに、そして幅広くなったような感じです
ウルトラゾーンとは同じになりませんが、ベースなどの音も輪郭というか、メリハリというか、その辺りが比較的しっかりとしており、広帯域再生の充実のせいか、それぞれの音源をしっかりと再生しつつ、それらの残した余韻の表現も上手いです
確かに、他のヘッドホンと比べて「今までのヘッドホンと比べるとボーカルが弱い・・・」という感じ方をする方もいるでしょうが、それはこのヘッドホンが悪いからそうなっているという訳ではなさそうです
とりあえず、現時点では合格点ですが、エージングの事や、プラシーボ効果の事もありますので、今日のコメントはあまり参考にしないで下さいw
とはいえ、十分「買い」のモデルではないでしょうか?
装着感・音質・作りのよさ、いずれも満足点です
若干プラッキーにも見て取れますが↓
・音質・音色は十分魅力があり、表現力・分解能が高く、片寄りすぎる点も見当たらない高級機を感じさせる物
・ケーブルは良く考えらえており、脱着式であり、4メートルという長さながら布まきで取り回しよく、癖の付きにくいケーブル
・ポーチが付いてくるので簡易保管に使えそう
・軽量でイヤパッドも柔らかく装着感は極めて良好
比較的軽快な装着感(当方として)
フリーアジャスタはk701と比べても余裕があります
・・・音の傾向や好みの問題は確かにあるんですが、少なくとも1万円台の値打ちはあるでしょ?
自分の聴いた感じでは、無難な鳴らし方に逃げる事もなく、広帯域再生・高級機といって通じる出来だと思います
現在は後継機のSHP9000Kとなっていますが、大きく変更なくマイナーチェンジのみならば同様にお勧めできます
音が悪いと思う方は、ヘッドホンが思ったように鳴らないのではなく、この「ヘッドホンが何を聴かせたいと思っているのか?」というように聞き込んでいくことで、このヘッドホンの真価は感じる事が出来ると思います
(´・ω・`)<値打ちのない安物ではないよ、これ
フィリップスのヘッドホンって、手にしてみないとわからない良さを持った機種があるのかもしれませんね
(意訳:買ってみてハズレの機種もあるかと思います)
おそらく今はノリノリのウキウキなので、落ち着いたら、改めてちゃんとしたレビューを書き直しますね
あ、寝言
国産のこれより数倍高いヘッドホンよりもベースの音は妙にはっきり聞こえました
高域は気持ち強めの印象ですが、高級機といえる見通しの良い再生をしてくれるようで満足です
ボーカルを少し甘く(美味しく)感じさせる余韻の表現の感じはすごくいいです