kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

オーディオ入門庶民編(続き3・アクセサリー)

庶民のオーディオ、オーディオアクセサリー編です。

いろいろありますが、適当な事を適当に並べておきます。

あまり信用しないでください。 嘘が混じってるかもしれません。


■インシュレーター

スピーカーに関しては、振動を抑える役割と、音をうまく逃がしたり、うまく箱を慣らしたりするためにつかう物です。

まず、スピーカーに使う場合

スピーカーを浮かせる事で音が良くなる事があるようです。

これは、ガタつきがなくなる、音波が綺麗に後ろに回る(逃げる)、箱が無理なく綺麗に「鳴る(響く)」ということからくるようです。

そして、インシュレーターの材質ですが、スピーカーや置く場所により、金属などの固いものが良いのか、ゴム系の物が良いのか分かれます

個人的には金属性の物に薄くゴムかコルクを張った物が良いと思います

出力される音量に対して、スピーカーのフレーム・マグネットに十分な質量(重さ)があればゴム系のインシュレーターでも音質向上が望めますが、こればっかりは試してみるのが一番です。

なお、材質は鋳鉄だろうと真鍮だろうとアルミだろうとガラスだろうと、そこそこ硬ければ何でもかまいません。

金額が高い材質ならば高音質かといえば、高い割には効果は体感できないものです。

ボンネットゴムなどといわれるゴム足がホームセンターに売られているので、そういったものを試すのも良いでしょう(色移り注意)


ケーブル用のインシュレーターはほとんど効き目がないと思いますが、試したい人はかまぼこの板を加工して少し浮かせてみると良いかもしれません。


アンプやCDプレーヤーのインシュレーターについては、庶民の家庭で地響きするほどの音が鳴らせるとは思えませんので、機材ががたつかなかったら無理にスパイクインシュレーターなどを使わなくても大丈夫です。

おそらく、違ってもブラインドテストをして認識できない程度にしか違いません。



■スピーカースタンド

スピーカースタンドの役割ですが

・スピーカーを中に浮かせて音波を綺麗に後ろに逃がす
・耳の高さにスピーカーを持ち上げ最適に聞こえる位置に合わせる

・がたつきを無くす

こんな感じです 他にもあるかもしれませんが難しい事はいいません。

どんなスピーカーであっても、高さを耳の高さにあわせれば音は良くなります。ぜひお試しください。

後、スピーカーは宙吊りの状態で、絶対に動かないのが理想です。床上や棚の上というのはあまり良くないようです(インシュレーターで若干改善できますが、スピーカースタンドは最良の選択です)

条件例(あくまで例であって、実際のスピーカーによって最適な設置の仕方は多少変わります)
悪い 床の上直置き<床の上インシュレーター<棚の上(奥)<棚の上(手前)<スピーカースタンド(位置高すぎ低すぎ)<スピーカースタンド(アイレベル)良い

スタンドが設置できない方は高さのあるインシュレーターで危なくない程度に高めにセッティングして、アイレベルに合わせてみるのをお勧めします。
後、壁からは離したほうが良さそうです。(体感上は壁にちかづけると低音が出ますが、個人的にはどうなんだろう?と思います。


■塗るとか貼るとか置くとか

接点回復剤とかありますが、綺麗に磨き上げてあればカーボンだのダイヤだの、そんな物は混じってなくても大丈夫です。
程度の軽いクスミならコピー用紙をちぎった物でも磨けますし、メッキクリーナーなんて物で磨いてもいいです。(剥げるようなのは気をつけてください)

また、鉛筆を使って接点を磨く事が効果的であったりします。

真空管のピンなども大変スムーズに挿入できるようになりますし、油性の物と違って、高電圧でも漏電や、接触不良を起こしません。

他に、塗る制振剤とか言うのもありますがどの程度聴くのかは不明
後、何でも塗れば良いわけでもなくて、塗って効き目のあるところは限られます。

貼る系では、制振剤がありますが効く物があります。しかし、効き目のあるツボがあるので、それ以外にはってもあまり効果はないです。

響きを大事にしたオーディオスピーカーの場合、その調整に効果的ですが、張りすぎると良くありませんので難しいです。(原音系ならどんどん張ってok)

なお、ケーブルに関しては、制振チューンはあまり効果が感じられないことの方が多いと思います。

レゾナンスチップは効き目は・・・どうなんですか?私は買いませんが・・・。(見た事はあります)

真空管の制振は効果が割とわかりやすい部分です。
これは一概に言えないので様子を見ながら少しずつ、効き目がないと思ったら無理にやる事はないです。

ちなみに、振動と再生音の影響を知りたい方は、アンプに肩こり用のバイブレーターをガムテープで貼り付け、長いスピーカーケーブルを使って隣の部屋にスピーカーを設置して聞くのがいいです(責任は取りませんので、各自自己責任で)

・・・おそらく、真空管以外はそんなに影響はないです(バイブレーターのモーターの電気ノイズには気をつけて、純粋に振動のみを与えてください たとえば、アンプとバイブレーターの間に電話帳とか、木の板を挟むとか))

何がいいたいかといえば、アンプに重いコンクリートブロックを乗せて制振しても、あまり効果はないという話です。
アンプの中に絶縁性の砂のような物を詰め込んでやれば多少は効き目があるかもしれませんが、まったくお勧めしません。

なんにしても、良く聞き比べる事です。
なお、改造前の比較対象がないとプラシーボ効果で改造後のほうが音が良く聞こえがちですのでお気をつけください。

■電源ノイズフィルター

安価なものをつけておくと、精神安定上良いですが、別に無音時に電源によるノイズが発生していなければつける必要のない人のほうが多いのではないでしょうか?

しかしながら、集合住宅的なところでは電源からノイズが入る事もままあるようで、使用して効果がある事もあります。

大切なのは、実際に試して必要かどうかを判断する事です。 要らない人は安価に済ます事が出来ます。


■部屋に置くと音が良くなる

部屋においておくと・・・

・何か出る(トルマリンマイナスイオン・超科学的な何か)
・○○空間が展開される
・落ち着く

これらは、怪しい事この上ないです。効き目の感じられないことが多いでしょう。
庶民は手を出すべきではありません。
何で、これらの機器が訴えられないのか不思議でしかたがありません。

なお、もれなくこれらのグッズ、アクセサリーに科学的に実証されたデータはありません。

また、部屋に設置する物として、吸音材的な壁材やそれに準ずる物がありますが、庶民的に投資するのは大変でしょうし、部屋が洞窟のように響くなら効果もあるかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です(庶民的に)。


怪しい物が多いのでくれぐれもお気をつけください。

あと、置く違いではありますが、オーディオ機器を置く「オーディオボード」と言われるものがありますが、がたつきのない丈夫な物であればそれで良いです。
もし、オーディオの設置場所がスチール棚のようなところであっても、がたつきやビビリがなければ大丈夫です。


■各種クリーナー

適当に利用しましょう。 清掃はオーディオならずとも機械物全般のメンテナンスの基本です。

( ゜ω゜)磨いてあげるのはオーディオ愛好家の証ではなかろうか・・・・




で、とりあえず以上でおしまいじゃないかな?

責任を゜投げしていいたい事を書くのはすっきりしますが、多分沢山の人から見捨てられた気もします。(ヲィ

まぁ、とりあえず、難しく考えない事です。気軽に初めて、少しずついじっていけば良いと思います。
10人の人に10人のオーディオがあります。人の話には参考になることもならないこともあるでしょう。
自分なりの考え方で試したり、人のやり方を聞いてまねたり、いろいろな人と交流したり、オーディオは答えのないパズルのような楽しみもあります。
悩みの数だけ楽しみがあると言っても間違いではないですので、その辺り、適当に楽しまれるのが一番だと思います。

そういえば、真空管アンプなどを出してきても気軽に使える季節ですね(主に発熱について)。
秋から冬にかけてはいろいろな意味でオーディオに最適な季節なので、またいろいろ書きたいと思います。

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