kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

楽しい発電ブログ!

今日からこのブログは地球環境にやさしく楽しく発電することを目標にした「楽しい発電ブログ」に変わります。

( ゜ヮ゜)ノノ<なんて4月1日でもないな!w

まぁ、でも今日は発電機の話です。
つまんないよ(←

中国製の詳細不明発電機購入の話と、初心者向けメンテナンスのポイントをかきますのでご参考になる方だけご参考まで。

と、いうわけで発電機を買いましたよ。

どんなものかというと

・定格600W、瞬間750Wのようです。
・2ストロークガソリンエンジンです。
・中国製っぽいです。
・説明書は英語のみ
・ブランド名らしいものはシールが一枚あるだけ
・なんというか、問い合わせ先が一切書いてありません。
・っていうか、これ、中国の良くわからないメーカーが他のメーカーの物をパクって作ったからブランド名が書けないのでは?(汗
・何せ、送料込みでほぼ9000円ジャスト。(ヤフオク
・コンセントパネルの止めネジがパネルの穴あけ精度が悪いためうまく入ってない。(手直ししました。)
・マフラーの取り付けステーも精度が出ていないせいで曲げてつけてあるぞ!www

・燃料タンクにハンドルが付いてるけど、そこから燃料が漏れてくるぞ!(貫通してます。ネジを強く締めればおK)

(;゜ヮ゜)ノノ<チャイナパワー炸裂だな!

ちなみに、入っていた箱にも足が付かないようにか「ガソリン発電機」という以外に何も書いてないぞ!www


( ;ω;) でもいいの、貧乏人にはこんなものしか買えないから。

でもまぁ、初心者にはお勧めしかねます。
国産メーカーの物の方がいいよ、これは玄人向きだわ(汗

( ゜ω゜)ノノ<発電機は何で国内メーカーのものがいいの?

・消耗部品が必ずある!

と、いうことです。

人によっては発電機なんて壊れるところあるの?と、言われればあります!

・燃料コック
・燃料ホース
・エアクリーナーエレメント
・リコイルスターターロープ
・電圧計(めったに壊れないけど大事)
・燃料系(案外と痛むことも)

( ゜д゜)ノノ<ゴムパーツ・樹脂パーツ・燃料回りは痛むと思って!
(しかし、管理の仕方で大幅に持たせることが可能です!・後述))

その他、カバー・ケース類といった外装だって、まったく壊れないかといえば、思わぬ事故で破損しかねません。

めったに壊れないですが、次の部品だって心配です。

・点火コイル
・各種スイッチ・ブレーカー類
・各種安全装置・出力安定化装置

( ゜ω゜)・・・せっかく安く買ったのに、些細な故障で使えなかったら意味がありません。安物買いの銭失いです。

で、メンテナンス・扱い方のポイントです。

1.絶対に乱暴に扱わない!

大事にしましょう。ちょっとの破損が直せません。

2.保存・保管は直射日光は絶対に避ける。

日光によって劣化するパーツは多いです。

3.使用後、1ヶ月以上使わないときはガソリンをすべて抜く。

燃料であるガソリンが長期間放置されると劣化し、ゴムやプラスチック、金属までも侵します。

順序:燃料タンク→燃料コック→ストレーナー→キャブレター
この順にガソリンを抜いておきましょう。(ガソリン発電機のみ)

タンクから灯油ポンプ(手動)を使って抜き、その後はコックを開けてエンジンが止まるまで運転しておくと良いです。

エンジンが止まったらその状態で燃料コックの下かその近くにあるストレーナーというごみを濾す(沈殿させる)カップを取り外して中のガソリンを捨てます。)

燃料ホースを追っていくと、最後にたどり着く部品がキャブレターというガソリンを霧にしてエンジンに供給する部品があります。

このキャブレターという部品の多くは下がおわんのような構造となっており、そのおわん(キャブレターチャンバー)はおわんの止めねじ(真ん中)の他に、燃料を抜く専用のネジが付いています。

緩めると燃料が出てきますから火気のない場所で捨てればいいです。(蒸発します。)

また、ガソリンがもったいないといって、いつまでも発電機に使わずに残しておくと高額な修理代になる事もあるのでので(5000〜10000円かかっても不思議じゃないです)、1ヶ月以上使わないときは必ず抜き取ってください。

( ゜д゜)ノノ エンジンをかけっぱなしにしてでも使い切るとか何とかしてください。
1000円分のガソリンをもったいないって残しておくとその何倍も修理代がかかりますよ!

夏場はガソリンの劣化が激しいので特に涼しいところに保管するようにしてください。(燃料・本体、ともに)


4.ガソリンは極力常に新しいものを!

ガソリンエンジン発電機は「空冷」が多いと思いますが、その「空冷」、実は空気だけではなく「ガソリン」でもエンジンを冷やしています。

人が注射をするときアルコール綿で消毒すると涼しいように、ガソリンの気化熱でエンジンを冷やしています。

これが冷えないとどうなるのか?

( ゜ω゜)ノノ<長い目で見たとき、点火ユニットなどの電子部品が熱でやられて早く壊れるようです。

また、古い燃料はさまざまな始動不良の原因になります。
(プラグにススが付きやすく点火不良・引火性が悪く発火不良・耐油性のゴムも溶かして溶けたゴムがキャブレターに詰まって不良・アルミ・鉄を腐食させキャブレターがサビで詰まるなどなど)

( ゜д゜)ノノ<ろくなことがありません! 使わないときは燃料を抜く! めんどくさいけど、それが機械を所有し維持していくということです!


5.オイルの管理はしっかりと!

ストロークエンジンならエンジンオイルが入っています。量が少ないこともあり、本格的に使っているときは負担も多いため劣化も早いです。

色が透明感もなく真っ黒という状態であれば規定量あっても全量抜き取って交換します。継ぎ足しはいけません。
規定時間で交換すれば、ゲージで確認した場合おそらくうっすらと黒い程度でしょう。その状態で交換するのが適切です。

ストロークエンジンの場合はエンジンオイルがないものが多いでしょう。(もしかするとギヤーケースを備えた2ストロークエンジンの場合は例外があるかも)

その場合であってもオイルは重要です。
主にはオイルを混合した燃料を使うことになると思います。

新品の発電機であればオイル量を多めにしてやってもいいかもしれません。
50対1が多いと思いますが、試運転は25対1でも大丈夫です。この場合、ガソリンはなるべく新しいものを使ってください。

オイルの混合は慎重に行い50対1よりも絶対に薄くしてはいけません。目分量でやってはいけません。

また、オイル混合ガソリンは長期間置いておくとオイルが分離してしまうことがありますので、使う前には軽く攪拌しましょう。

ガソリンの保存は金属性の容器で行い、ポリ容器やペットボトルは使ってはいけません。ガソリンが変質してしまいます。


(;゜ω゜)ノノ<ここまでが基本中の基本だよ!


そうそう、一般のお店で発電機を買うと高いという人もいるでしょう。

ホームセンターや通信販売で買った機械は安いですが、その安いわけはいろいろ教えてくれない(細やかな説明を含めたアフターサービスがない)事に尽きると思います。
修理もすぐにしてくれないし、何が壊れていたかも良くわからない。メンテナンスの仕方もあまり教えてくれない。

( ゜ω゜)・・・そういう関係のお仕事をしていたこともあるんで思うのですが、ほんと、初めての機械を買うときはよくお店を吟味し(親切か?アフターサービスは大丈夫か?)、値段に走り過ぎないようにして欲しいと思います。


(;゜ω゜)・・・どうしても国内のしっかりしたメーカーのものが買えない人(自分含む)は適切なメンテナンス(大事に使う・保管は冷暗所で・使用後は燃料を抜く)を行って大切に使いましょう。

燃料こそ買ってこないとなんともなりませんが、これも一つの自家発電。
自宅に自分の好きに発電できる設備があるというのは大きな安心です。

ちなみに、こういうものを所有するのはガレージがないと難しいとは思いますが、静穏・インバータータイプの発電機であれば、ベランダにおいて災害時の非常電源として使えるかもしれません。
安価なものはありませんが、インバータータイプと呼ばれる発電機は静かで電気の出力も安定していて家庭のコンセントに来ている電気にとても近いです。(安い発電機はあまり波形がきれいでないとか、電圧が不安定など多少の問題があったりします)

近年ではカセットガスを使うとても静かで排気ガスも比較的きれい、ガソリン抜きのようなメンテナンスを必要としない扱いやすい発電機もあるようです。
お値段は張りますが、災害対策に発電機を考えている方にはぴったりな選択肢だと思います。
(この場合、カセットガスの確保とオイル交換の気配りは最低限必要です)

( ゜ω゜)ノノ<まぁ、万が一の災害時に役に立つかといえば、実は微妙だったりします。

燃料が無くなればなんともなりませんし、災害で倉庫がつぶれたら発電機も持ち出し出来ませんし・・・

( ゜ω゜)・・・持ってれば安心とも言い切れないところがありますね お手入れもめんどいし。

そんな上でうちは安いのを一台購入いたしました。

いつかは照明の一部でも風力、出来れば家庭で使用する電気の何割かを自給できれば・・・と少し夢見てます。(笑

発電ブームがきたら面白いですねw

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