おもちゃっぽい無指向性スピーカーの中古を２個用意してちょっとした実験。
スピーカーの上に円錐状のリフレクターが装着されていて、アンプは内蔵しています。標準の状態では単品で使いステレオで使うものではないのでｉｐｏｄなどのプレーヤーをステレオみにプラグケーブルで接続するとＬＲ混合のモノラル再生（スピーカーは一個なので）となります。
これを２個用意してステレオとすると入力の時点で勝手にモノラルになってしまい都合が悪いですので１００円均一（セリア）にてステレオミニプラグを２つに分岐して出力するアダプターがありますので、それを用意して出力端子のそれぞれから右のみ・左のみ出力するように改造します。
オーディオ機器→分岐→右のみ→右スピーカーへ
左のみ→左スピーカーへ
※「→」の接続はステレオミニプラグの接続ケーブルです。
こうすることで、無指向性でアンプ内蔵のスピーカーを２個使用したステレオが構築できます。しかも！ｃｈ別アンプなのでｃｈセパレーションは抜群！電池駆動による低ノイズ！ここだけ聞くと「どんなハイエンドスピーカーだ！」という感じです（←
（ ゜ヮ゜）・・・実際はスピーカーの品質もアンプの品質も最低レベルで低音は出る余地がまったく無く見どころはそれほどありませんｗ
今回は無指向性スピーカーと定位についての検証ですので、あまり細かいところは問いません。
で、音の方なんですけど、なんと言うかふんわりと包まれているというか音の中にいるような不思議な定位感です。
音質はいまひとつなんですが、定位は独特のものがあります。
で、自分としてはどう思うかといえばこれはこれでありなんですが、好みの明瞭さ、適度な硬さのある定位感からするとちょっとつかみにくい感じかなと。
憶測ですが、結局のところリフレクターを使った間接音のみを聞くことになり直接音が少ないのでこういう鳴り方なのかな？と思います。
音質自体は聞き疲れが無く独特な定位感がありひとつのスピーカーとして十分ありだと思いますのでこれはこれで後々自分なりに製作したいと思います。
あと、リフレクターを取り外して直接音が聞こえるように聞いてみたんですが、割と好みに近い鳴り方でした。
面白いものですね。（＾−＾）
251101
