手持ちのアンプTU−872LEですが、これ、ロシアの2A3EH GOLDがついております。
前段もエレクトロハーモニクスの6SN7EHがついています。
さて、自分ですが2A3のアンプはTU−872LEしかもっていませんし、2A3も付属のものしか所有しておりません。
いや、エレハモの2A3(2A3EH GOLD)ならば十分良い物だろうと思っていて深追いせず、なおかつ2A3ならば中国・ロシアのあたりのものならいつでも買えると思っていたので予備球だのなんだのは考えてなかったんです。
そんな自分ですが、最近TU−8230に興味が出たついでにですね、中国製の曙光電子の2A3Bなんかを試してみたわけです。
(;゜ω゜)・・・エレハモのより柔らかくて暖かい音にかんじる・・・
で、それでいてなかなか綺麗な音です。
2A3EH GOLDを装着した状態のTU−872LEですが、冷たいというかなんとなく淡々とした温かみが無い音のような気がしていたのですが、もしかするとこれはアンプの音ではなくて真空管固有の音だったのかもしれません。
まぁ、考えてみればほぼ同じパーツ構成のTU−873(所有機)は中国製の300B搭載で温かみのある音なんですからアンプ本体よりも真空管の違いで音が違っていたとしてもなんら不思議ではないともいえます。
( >_<)・・・こんなもんかと思った時点で自ら可能性を捨てていたとは!
と、いうわけでエレキットの2A3を使用したアンプキットなんですがもしかしたら真空管をいろいろ試すことによって好みの音が見つかるかもしれません。「2A3は300Bの格下なんだからこんな音でも仕方が無いかもしれない」なんて思っていたのは恥ずかしい思い込みだったのではないかと今思っています。
中国製の2A3ですが、球の大きさからしたらそこそこお手頃価格で入手できますのでありがたいですね。中国製=安価な粗悪品なんて思わず、真空管に関しては試してみていいように思いました。
( ゜ω゜)・・・以前中国製の6L6が1年ほどでノイズが出て駄目になったことがあったのも偏見を持ってしまう原因でした。
真空管の王様300B、2A3は300Bが買えない人向きの安い普及品なんてことは無く球やアンプ本体によっていくらでも魅力ある音を奏でる可能性がある気がしてきました。
ついでにTU−8230への興味もまた増してまいりました(笑
また進展があればご報告いたします。
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