kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

お久しぶりなわけですが ballad Ba204

お久しぶりです日暮です。

早いもので8月も13日になってしまいました。
いろいろありまして、そのくせ趣味の時間はないので更新が出来ない有様です。


とはいえ、盆休みです。
久しぶりに少し音楽聞いたりしてます。

で、久しぶりに聞く割にはアニソンだったりボーカロイドだったりするわけですが、それはさておいてBallad Ba204をお借りしてきて聞いています。

これはすでに記事にしたかもしれませんが、今一度。

Ballad Ba204はかつてあったアルテックスピーカーの輸入代理店をしていた(はずの)Ballad社(今は社名が変わったかなんかしたはず)が製造販売していたスピーカーです。

よく似たモデルでユニット違いのBa404ってのがあります。

204がアルテック CF204−8A、404がCF404−8Aを搭載していて、おそらくBa404の方が価格が高かったものの流通は多かったのではないでしょうか?

だって、おそらく同じと思われるエンクロージャーでユニットが違うスピーカーだったらちょっと無理しても高い方をかいたいのが人のサガだと思います。 実際ネットオークションを見ていても204なんて滅多に出てきませんもん。

で、まぁ、そのレアなBa204が「実は掘り出し物!」かといえばまぁ、微妙なところなわけです。

( ・ω・) わい、Ba404もっとるけど、2択だったら404の方が良いもん!(←

なんていうか、204の方が音が細いというか低音感が落ちると思います。

CF204−8A、もしくはエレクトロボイスの205−8Aを使って自作を試みたことのある方なら低音は欲張れないことをご承知なのではないでしょうか?確かに中高域が美しいユニットではあるのですが中低域もある程度ないと音に存在感といいますか、厚みが感じられないわけで、特にフルレンジスピーカーにおいては従来より音を篭らせないように気をつけた上でどれだけ低音が稼げるか?なんて努力された方は数知れないはずです。

と、いうわけで、少々扱いづらさがあるユニットと見る方もいるはずなんですがBa204はcf204−8aを使ったスピーカーシステムとしてはかなり良くできているのではないでしょうか?

と、いうのもごくごく普通の四角のバスレフエンクロージャーにcf204−8aがインストールされているだけに見えるんですがスピーカーからよく音が離れるのです。

中低域がしっかりしてないとスピーカーに音が張り付いてセンターに音像が浮かばないような気がするのですが、そういったことはあまりなく十分センターに音像が浮かびます。

スピーカーの存在が消えるとまでは言い過ぎかもしれませんがなかなかレベルが高いと思います。

それとこのスピーカー、能率が非常に高く95dbもあります。多くの4インチユニットと比較しても上位に入るのではないでしょうか?

あまり価格が高ければ確かに購入するのはためらわれますがBa404の中古が高騰している中安価に入手できるなら手に入れておいて良いような気がします。

ガッツリ聞くにはBa404と比べ物足りないところもあるかもしれませんが、真空管アンプを使い音楽をかけ流しておくにはちょっと贅沢なスピーカーです。もちろん、個性の違いからジャズや女性のソロボーカルなんかでこちらの方が良いなんていう方もいそうな音です。

奇を衒うことない飽きの来ない外観、そしてそこからは想像出来ないような綺麗な音離れはとても魅力的です。

まぁ、世の中いくらでもスピーカーがありますのでBa204がどの程度のレベルのものなのかってのは聞いた人が決めればいいものなわけですが、フルレンジフリークな方にはぜひ一度聞いてみて欲しいスピーカーです。

お勧めはデスクトップで耳の高さにあわせて聞くのが好きですが、スピーカースタンドを用いてある程度距離をとって聞くのも音像を楽しめてお勧めかと思います。

とはいえ、いくらお勧めしてもこのスピーカーが聞けるかどうかも人と同じで「縁」でしょうか?

ではではまた(・ω・)ノシ

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