こんばんは、日暮です
えー、前振りも無くアレなんですけど、とあるスピーカーキットの話。
どういう話かといえば、とあるオーディオキットを販売しているメーカーさんがスピーカーメーカーにウッドコーンの6Ωのスピーカーユニットをベースにしたと思われる8Ω90dbのスピーカーを特注しバスレフエンクロージャーとセットで販売したものがありました。
販売終了後、数年たった今、ヤフオクでその中古が出てきたんですが音量を上げるとビビリ音がするとの事。
でね、思ったんですよ。
「ボイスコイルがすってるんだろうな・・・」って
ボイスコイルなんですが、過負荷をかけるとコイルに熱を持って接着剤がとけたり焼けたりしてボイスコイルがほどけたりする事があります。ほどけたりするとボイスコイルの周りにある磁気回路に接触して異音が出ます。
で、おそらくですが上記のスピーカーは既存の製品の仕様を変更して8Ω・90dbオーバーの物を製造したと思うのですが、そのせいで耐久性が落ちてる事もありえるかなと。
ボイスコイルがなかで解けて(ほどけて)しまったりすると基本的に修理は絶望的です。ですので、いくら良いスピーカーであってもボイスコイルが擦ってしまっているスピーカーユニットは怖くて手が出せません。
スピーカーユニットはボンドを溶剤で溶かすとかすれば分解できなくは無いですが綺麗に分解するのはとても難しいです。いくら良いスピーカーでもボイスコイルが擦っている恐れのあるものはいくら安くても手を出さない方がいいと思いますね。
それではまた!