kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

Pioneer Bonnes Notes DRESSING APS-DR000の件とかー

お金がないときに限って出費ってあるよねー♪


こんにちは日暮です。大体そんな感じです(゜ω゜;)

てと、ツイッターを見てましたら音楽之友社から昨年出版されたらしい「オーディオ 音質改善の極意 特別付録 Pioneer Bonnes Notes DRESSING APS-DR000」という本がありまして、Pioneer製のUSB型ノイズクリーナーが付いているとの事。

amazonだとここ

(品切れで転売の人からじゃないと買えないっぽい 転売価格で買うなら製品版の6000円のを買ったほうが良いぞwww)


ネットで探しても品切れで、仕方なく地元の本屋さんを3軒はしごしてゲットして来ました。(てか、よく手に入ったというか、本屋さんありがとう!

で、まず、この本なんですが、事情もわからず「オーディオの音質改善の極意」の本なのかと思って手に取ると大間違いw

中身は「Pioneer Bonnes Notes DRESSING APS-DR000」についてしか書かれていないといって良い内容です。

手に取られた人の中には「自分のオーディオ環境の改善ポイントのヒントが沢山得られるかも?」と思ってしまった人もいるのでは?

本の内容はぱっと目を通した感じ

1.デジタルオーディオはノイズの影響で音質が悪くなる 

2.そういった問題を「Pioneer Bonnes Notes DRESSING」が改善してくれる!

3.使用例と感想・活用方法

といったような流れ。

(;・ω・)どこが極意やねんw 化粧品の有償お試しセットみたいな感じの有料宣伝材料みたいやんw

極意というより、ただただ「デジタルオーディオで問題になるノイズにはPioneer Bonnes Notes DRESSINGをおためしください!」という本にしか見えない。

( ・ω・)まぁ、他に本のタイトルのつけようもないんだろうけどね。露骨になっちゃうから。でもさ、地方のテレビ局でやってるような最初は健康問題の特集番組かドキュメンタリーかと思ってたら途中から健康食品の通販になってたみたいな本ってどうなの?

で、まぁ、1冊丸ごと「遠まわしな宣伝(有料)」にしか思えない本なのですが、オーディオ機器に関心あるものにとっては、通常版 6千円から10万円の機材がデチューン版とはいえ3000円以下で気軽に試せる、違いが感じられたら高いのを買えばいいというのはとても魅力があるわけです。(だから買いに行った訳で

とりあえず、Pioneer Bonnes Notes DRESSINGにはいくつか種類があります。

APS−DR000 雑誌付録 本を含め税別2500円

APS−DR001 製品版 税別6000円

APS−DR002 製品版 税別2万円(スルーアウト付き?後部にケーブルを接続できます。データラインにもフィルターが付く。)

APS−DR003 製品版 税別10万円(スルーアウト付き?後部にケーブルを接続できます。データラインにもフィルターが付く。フラッグシップモデルで手作りで一台ずつ検品 特性データ付き アルミ削りだしボディー)

と、いった感じの4種類。
安価なモデルはUSB電源のノイズに対してのみ効果があるのに対してスルーアウト付きのモデルは信号線にもフィルターが付くので電源・信号ともにクリーンになる模様。

(;゜ω゜) 6000円でも安くないと思うのに6000円程度では電源部分しかフィルターつけてくれんとは・・・


で、まぁ、雑誌付録のは6000円のモデルのデチューン版とはいえ効果があればいいのだ。違いがあれば高いモデルに期待ができるし効果が感じられなければ高いモデルも大して期待ができないと思うから。

と、いうわけで手ごろな比較としてノートパソコンのUSB端子を使って試してみました。

ノートパソコンにPioneer Bonnes Notes DRESSINGを接続して内臓のオーディオボードのヘッドホン出力の変化を聞いてみます。

最初、「おおっ、メリハリよく明瞭になったかな?」と思いましたが、しばらく聞き込み、時々Pioneer Bonnes Notes DRESSINGを外したり、付けたりしました。

そういえばこれ、ただの「USB電源ノイズフィルター(ノイズ吸収装置?)なのでPCにUSB機器として認識されるわけではないです。ですのでいくら付けたり外したりしてもシステムにエラーを起こしたりはしそうにありません。まぁ、回路はアナログなんですよね。

で、付けたり外したりして聞いてたら・・・

(;・ω・) なんか、ようわからんくなってきた・・・

自分以外の他人に目の届かないところで付けたり外したりしてもらわないと音の違いを確認するのは難しそう。

と、いうわけで無難に言えば「音が変わるかもしれないけれど激変はしない」感じ。プラシーボ効果といわれればそんな気もするが、耳の良い人や機材の環境がよければ効果がでるかのうせいもあるかもわからんw・・・という感じでしょうか?

なお、ググりましたら中身について分解した人の記事を見つけまして、主要部品だけで言えば数百円の模様。

( ・ω・)まぁ、原価については人に頼んで作ってもらったって思えばこんなもんということで当方は効果があれば突っ込まないかな? デジタルオーディオに詳しくない者からすれば、製品を企画して形にするってできる事じゃないですし。ただ、それで不誠実な製品(効果がない)ということであればいただけませんが。

で、もうひとつ思うのが今って数千円でデジタルオーディオプレーヤーが買えますし、10万円も出したらかなり良いデジタルオーディオプレーヤーが買えるわけです。そんでもって10万円クラスのデジタルオーディオプレーヤーが電源ノイズのことを考えてないのかといえばそんな事無いと思いたいですし、いやぁ、いくらノウハウが詰まっている(としても)とはいえ2万円とか10万円と買ってどうなの?って思うわけですよ。(今月amazonのタイムセールで3000円以下のデジタルオーディオプレーヤー買ったし)


と、いうわけで「Pioneer Bonnes Notes DRESSING」に関しては3000円以下で精神衛生状態が良くなるならありかなーと思うんですが上位機種を買うならウォークマンでも買った方がいいんじゃないかと思ったりしました。

なお、エージングによって変わるとの話もあるようなのでしばらくつけっぱなしにして改めて聞き比べしたいと思います。

( ・ω・)こういうものはね、時間をかけて検証しないと仕方が無いんですよね。プラシーボ効果の影響を受けずに聞き比べする事は普通の人には出来ませんので。効果の無いものでも高いお金を払って信用して買ったものなら違う音に聞こえるのはありえる事です。

と、いうわけで音質については保留、本のタイトルと内容については宣伝臭が半端ないという事で本日の記事を終えたいと思います。


(・ω・)ノシ<またねー
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