割と元気のいいロック系の音楽を聴いているんですが
先日、KA−10SHにフィリップスの球をつけた状態のときに低域がやや多めで、メリハリ感にかける感じがしたんです。
今日、KA−10SHにフィリップス黄箱7DJ8を付けた状態とLITE E100を比べたら、KA−10SHの方が低音控えめというか普通にタイトでメリハリのある音で、こっちの方が気持ちよく感じました
これ、アンプがまるっきり違うし、音の変わって当然です
その問題で、単純に比べてどうだという話の出来るもので
はないのですが・・・
適当に聞いた感じ
低域は多い順に
多:KA−10SH+フィリップスJAN6922(6DJ8) > LITE E100 > KA−10SH フィリップス黄箱7DJ8:少 の順で低音が多く感じられるかも
高域は多い順に
多:LITE E100 >KA−10SH フィリップス黄箱7DJ8>KA−10SH+フィリップスJAN6922(6DJ8):少
ただし、E100の低音と、そこからなる音の余韻は結構美しく、自然に感じられます
高域も十分でハイハット・シンバルなどの金属系の音も十分です
フィリップス6922は少し甘いというか輪郭がソフトに感じられます
フィリップス黄7DJ8(KA−10SH)ですと、半導体構成であるE100と比べても遜色ないか、それ以上にタイトでメリハリある音に感じられます。 その上、女性ボーカルが刺さらない!?
メリハリよくタイトに聞こえる状態は総じて高域が大目のときにも感じられやすいです(総合バランスが大切ですけど)
しかし、フィリップス7DJ8はタイトな感じでありながらシンバルなどの金属音の表現はやや弱い? あまり痛くはありません
問題の無い範囲の音が出てますし、おかしな感じはしませんが固めの音のアンプと比べると、音にどこか丸みがあります
ぼやけずメリハリ良く、かなりバランスが良い感じです
真空管一つで音は別物ですね(人からは些細な差といわれそうですが)
いずれにしても、KA−10SHは過不足無い音質で聞きやすくノイズも少ないので気に入っています
確かにこれよりも高い解像度や耳に刺さるぐらいの高域があったほうが良い人もいるでしょうから、そういう人にはお勧めし無いですけど、自分が聞きたい音はKA−10SHと好きな真空管の組み合わせで十分かもしれません
・・・E100の良さもちゃんとあるのよw