死してなお、我に逆らうのか！
〜焼き魚の小骨へ〜
＞挨拶
日暮です。
面白いと思ってメモしたのに、後から見ると大した事ないって事もありますよね(←
えー、最新の春日無線変圧器の真空管アンプキット ＫＡ-１０ＳＨ ｍｋ３とリミテッドｖｅｒ２には大きなアウトプットトランス（ＫＡ−１０ＳＨ−ＯＵＴ２）が載っていて羨ましいであります！（；ω；）
ただデカイだけではなくて音質的にもズンドコと低音が豊かになるようで自分としてはとても好みの音です。
そこで、先日書きましたように、アウトプットトランスだけ欲しいと問い合わせを春日無線さんにしたところ、「あれはキット専用品ですので｣とやんわりお断りされ、それはないけど初代搭載されていたトランス（ＫＡ−７５２０）の現行モデルでコアの積圧増やしたＫＡ-７５３０があるという話でした。（積み圧は７５３０とＯＵＴ２ともに２３ｍｍでした。）
そういうわけでＫＡ-７５３０を注文し、本日手持ちの「ＫＡ−１０ＳＨ リミテッド」に取り付けしましたよ！（お仕事の方はパーツの加工をしないと取り付けできないので延期です・泣
さて、話を進める前にちょっとおさらいです。
☆ＫＡ−１０ＳＨ アウトプット・トランスの変革？☆
・ＫＡ-１０ＳＨ(初代 ＫＡ−７５２０
・ＫＡ−１０ＳＨリミテッド 同上
・ＫＡ-１０ＳＨ ｍｋ２ ＫＡ−１０ＳＨ−ＯＵＴ（←たぶん
※ＫＡ−１０ＳＨ−ＯＵＴで０−５ｋ ５ｋ−７ｋに巻き線が分離 入力リード線が４本に
・ＫＡ−１０ＳＨ ｍｋ３ ＫＡ−１０ＳＨ−ＯＵＴ２
・ＫＡ−１０ＳＨ リミテッド２ 同上
※ＫＡ−１０ＳＨ−ＯＵＴ２からトランスコアの積圧が約１６ｍｍから２３ミリへと７ミリ増に変更
一部わからない・確認が取れないところがありますが、おそらくこんな感じで変わってきていると思います。
リード線の本数やコアの大きさが変わっていますが、トランス自体は０・５ｋ・７ｋと０−８Ωという点で変わっていませんので載せ換えは出来ると思います。
初代のユーザーであればＫＡ-７５３０を元のトランスを外してそのまま乗せかえればいいと思います。(リード線の色も本数も同じ） 注意事項としてはシャーシ側のリード線を通す穴の位置がトランスが大型化したことで同じにはなりません。とはいえ、問題なく載せ換え出来ると思います。
現行機種のアウトプットトランスは５ｋの線が２本出ていて、まぁ、事情があってそうやってあるのですからＫＡ-７５３０では１００％互換にはならないのですが、９８％互換ぐらいになりませんでしょうか？(知らないけど(←
現行モデルを買うと３万円以上かかりますがトランスだけなら５６００円(１個２８００円)ですのでご興味のある方は載せ換えてみても良いかもしれません。（改造は自己責任で！
まぁ、一番良いのは現行モデルを買って聴き比べするのでしょうけど、すでに相当物量を投入しているとか、もう２台持ってるとか、愛着があって買い替えはちょっととかいろいろあるんじゃないかとも思うのです。トランスの載せ換えは案外簡単ですし１万円以下でできる事ですから、そういう選択肢があっても良いかなと思ったりもします。
さて、載せ換えて自分のＫＡ−１０ＳＨ リミテッド(なんちゃってバージョン２）はどうなったかといいますと
（ ゜ヮ゜）・・・ようわからんけど、現行モデルに近いんじゃない？ズンドコしてると思うよｗ
低音が豊かになった上で高域の方に何か影響があるかといえばあるかもしれませんが自分が聞いた感じではバランスよく上から下までなっているようで特に不満は感じません。むしろ満足どのほうが高いです。そういうわけで、低音が欲しい場合は高域の心配はせずに載せ換えすれば良いような気がします。
あえて心配するとすれば、「従来に比べて低域が多すぎる」という可能性もあるという事です。従来機に慣れていれば当然の話です。
部品を換えるという事は必ずしも上位互換とは限りませんので気をつけたいですね。
ところで、これだけしっかり音が出たら、純アナログ真空管ヘッドフォンアンプとしてはかなりのもんじゃないでしょうか？ 多分、某社のＴＵ−何とかよりもしっかりした音ですよ。ノイズも無いし。
しかし！これだけ書いておいて、結局最後に当方は責任を取りませんので、おとなしく無改造のままいくとか、とりあえず現行機の試聴に行くとか、駄目元でトランスを交換してみるとか、頑張って軍資金を溜めて現行機を購入して２台体制にするなどをご選択していただければと思います。
（良くわからないパーツにお金を使うよりもトランスにお金使った方が変化は大きいと思いますがいかがでしょうか？。）
ところで、やはり取り外したアウトプットトランスが余ってくるわけで、これは何とか活用したいですね。小型の真空管アンプかヘッドホンアンプを組みなおすか、まぁ、またお金が出来たら考えるとします（＾−＾）
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