ゼンハイザーＨＤ６００ですが・・・
今日ケーブル交換しました
で、それは一番下に書くとして
ＨＤ６００の音の好みの話ですが、元々は相当フラット、もしくは高域は刺さりずらく、低域、残響音などの低い周波数の表現がかなり得意という印象です
これは、場合によってふんわりした印象かもしれません
そして、それ自体は実に優秀なのだと思うのです
では、何が問題かと、はしょって言えば録音ソースの問題でしょう
低域が多め、もしくは録音自体が劣化して高域が落ち込んでいるソースの場合は、音がモッサリして実に聞き苦しくなります
しかし、それも音源なわけで上手く再生できないと思う人もいると思います
個人的にＨＤ６００は解像度が高いのは間違いなく、これ以上の解像度をもつものがあったとしても条件を整えてやらないと、他と聴き比べして優劣を付けることはできないと思います
そうなると、ヘッドホンが良いとか悪いとかという問題ではなくて｢情報量、再生力は問題ないけれど、ヘッドホンの持つ音域特性と再生ソースや再生機材などによる、音域バランスのマッチングの問題ではないか？と思うわけです
ＡＫＧ Ｋ７０２はＨＤ６００と比べると高域寄りとなるのですが、ピアノやアコースティックギターの演奏は大変鮮やかです
これで、Ｋ７０２(１)の方をＨＤ６００より好む人がいるとするならば、音の良し悪しというより再生特性やよく聞く曲による好みではないかと思います
つまり、このあたりにＨＤ６００なり６５０が今ひとつという人の理由があるのではないかと思います
ヘッドホンの再生特性は極力フラットであるべきだと思いますが、実際にそれは難しく、再生特性だけでは説明の出来ない音の違いもあります
(イヤパッドやハウジングの構造、その他の要因などによる音質変化はドライバーの特性でどうにかなる物ではないですから・・・)
ですので、ヘッドホンの再生特性のフラットさを求めるよりも、実際に聞いてみて好みの物を探して行くしかないと思いますし、その際に機材をむやみに貶（けな）さないのは大変重要だと思います
（´ ヮ｀）＜いつか、好きになる日が来るかもしれません！ｗ
で、ＨＤ６００がイマイチっていう方は、おそらく環境や音楽が合ってないのではないかな？と思いますので、どこかの音質に関わる要因を調整すると良いかもしれませんね
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で、ＨＤ６００のケーブルをＨＤ６５０の物に交換しました
もともとのケーブルよりも柔軟性に飛んだ素材でしょうか？それとも新しいから柔らかい？
そして、何より「太い！」
内部の線が太いかどうかはわかりませんが、外観は大変太く安心感があります
コネクターも丈夫そうで断線の心配は一段少なそうです
そして、ＨＤ６００のケーブルをＨＤ６５０用のケーブルに交換しての音質変化ですが
｢プラシーボ効果｣は十分あると思いますので、無難に言えば｢文句無い｣という感想が良いかと思います
プラシーボ効果の疑いを考えずに言えば、中低域が太って安定感のある音域バランス、高域はそのままに大変しっかりした音像を描き出します
まさに、音が｢ブレない｣って感じでしょうか
ＨＤ６００のもともとのケーブルとの違いですが、音に関係ありそうな部分をピックアップします
もともとのケーブルは標準プラグがキャップのようになっていて、その中にミニプラグが仕込んであるのですが、まずここで｢接点」があるわけです(点接触)
ＨＤ６５０用のケーブルはもともと標準プラグですから６００用のケーブルよりも接点がひとつ減らせます
音が太くなる理由でしょうか？
ケーブルが太くなっている点ですが、中の線も太くなっていればこれも特性改善するのでしょうか？
可能性の域をでませんが伝送効率が上がり、また、太い線は被覆にも厚みがあり、他の信号の影響を受けずらくなります
このあたりもチャンネルセパレーションの向上に貢献するかもしれません
カプセルとの接続部分のプラグが標準ヒント対比して大きくなっている点ですが、不具合は今のところありません
軽く検索をかけて、この音質変化を感じている人がいるのかどうか調べてみたのですが、どうやら、悪くなったと感じている人はいないようですし、トラブルもありません
また、信じる、信じない向きはあると思いますが、音質的にも良い向きに感じられるようです
ＨＤ６００以外にも、近い機種でＨＤ５８０や、その他にも同じケーブルが使える機種はあるようです
スペア、もしくは信頼性向上、精神衛生の面でＨＤ６５０のケーブルを購入するのはお勧めできそうです
(それにしても、対比するともともとのケーブルがあまりにもチープに見えてきます・・・音が変わらなくてもやっぱりＨＤ６５０のケーブルのが良いなぁ・・・）
