最近、タイムドメインミニが興味の対象になっています
で、いくつか中古を購入して素材としているのですが、対象としている富士通のパソコン付属のOEMだった物にはいくつか種類があります
初代(本体のPART Noの末尾が01)
特徴:塗装は青みがかったシルバー(パソコンとあわせてあったようです)
スピーカーユニットはその後のモデルよりもフロントバッフルから奥に入っていて、ガスケットの厚みが約5mm程度でしょうか?その後のモデルは2mm程度とフロントよりに近づいています
センターキャップは大きく膨らんだドーム状で特徴があります
(気が向いたら写真はります)
音質:その後のモデルであると思われる02と比べて同じボリューム位置でも音量が出ます
また、音がやや高域よりでしょうか?メリハリがよく聞こえますし、バランスも悪くありません
このため立体感もよりよく感じられます
曲によっては聴き疲れするかもしれませんが、これぐらいでいいかもしれません
ジャンクでの購入なので、外観はずいぶん悪いですが、音質は個人的に大変好ましいです
また、当方の入手した物は片方のセンターキャップがへこんでいて、それを補修してあります
2代目 (02)
特徴:塗装はシルバー
ユニットは外観上は現在販売されている「TIMEDOMAIN」の「TIMEDOMAIN mini」に大変よく似ています
ですが、ユニットはこのモデルの物です(TIMEDOMAIN社の正規品とも違う)
初代よりも高域はやわらかく、こちらを好む人もいるかもしれません
ただ、最近聞き比べをした感想ではないのでまったく当てに出来ない当方の経験からすると、TIMEDOMEIN正規品はこれにさらに質感のよい低域があり、音に広がりを感じました。
・・・とりあえず、今日は2機種のみ
(正規品もあるんですが、今しまいこんでてすぐに聞き比べできないです)
音の違いがそれほど大きな物かといえば、かなり小さいです
特定の曲を一定のボリュームで聞き込まなければ分かりません
分かりやすくいえば、初代の方が高域よりだといっても2代目の方の音量を少し上げやると勘違いしかけます
このあたりは、こだわりを持つ人とそうでない人がいますから、細かいことを言わなければどちらでも
(あえて言えば初代の方が好みです)
ここからは少しくどい話ですが、今回は内臓アンプが同一であるかどうかわかりませんからスピーカーユニットの違いだけの音の違いとは言えません
音量差もアンプによるのか、ユニットによるのか分かりません(たぶんユニットのせいだと思うけど、今後の調査課題)
よく単純に聞き比べの感想を述べる人がいたりしますが、スピーカーやアンプの聴き比べというのは音量合わせを行わなければ音量が大きい方が音がよく聞こえたりします
その為つなぎ変える度に、いちいちボリュームをいじってしまっては台無しです
同一条件での聴き比べは難しい
逆に言えば、「それほど大差はない」とも言えるのですが(^^;
・・・でも、そこにこだわれたら、プアでもピュアでもオーディオマニアだといっていいようには思います
あ、そうそう
タイムドメインミニですが、スピーカーユニットの角度が変わりません
ですので、スポンジとかゴム足を100円均一で買ってきて貼り付けて、少し上を向くように調整すると高域がよく耳に入るようになるようですので、メリハリよく聞こえたりするようです
タイムドメインミニの指向性は広いと思いますが、真正面が一番高域がよく聞こえます
真横に向けたときと正面に向けたとき明らかに違うように、なるべく耳に向くようにする事で高域の特性が変わって聞こえますからいろいろ試してみるといいですね
他に所有している富士通 TDはスタンドで斜め上にして使ってます
このあたりはタイムドメインライトにも通じるのですが、「斜め上」というのはよい音で聞くヒントになりえるような気がしているこのごろです
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