kondou製作所のブログ

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KA−10SH LTD 組み立てその2

KA−10SH LTD 絶賛組み立て中

・・・っていうか、実はもう9割がた出来てます。

で、これから組み立てる人向きの注意点をダラダラと思い出したぶんだけ羅列。

後で編集しますので(たぶんw)、苦情とか言わないでください。
質問はコメント欄かメールで。

・パーツの取り付け

マニュアルに沿って完成図面を見たりしながら取り付け。
工具はケチらずにボックスレンチとか用意した方がいいです。

工具をケチると傷が付いたり、後からネジが緩んだり、場合によってはアースが落ちなくてノイズが出たり、ろくなことがないです。

ヘッドホンジャックはサウンドハウスに金メッキ品があるのでそちらを使うとすごく幸せになれます。
音質は知りません。←

後、バネが強すぎると思った人は適当にラジオペンチで緩めてやればいいです。
いじりすぎると片方のチャンネルから音が出なくなるので、そのときは少し戻しましょう。

隣のヘッドホンジャックと干渉しないか?、実際に両方のジャックに標準プラグを同時にさして確認すると良いです。

そう、ヘッドホンジャックですがジャックの筒の部分と、絶縁体とかのサンドイッチの部分がカシメで接合されています。

これ、動きます(動かしちゃ駄目だけど)

で、少しだけでいいので、カシメのところに薄くハンダを流せると回り止め、接触不良防止が出来ます。
どっちでもいいけど、信頼度は上がります。


・初心者向け、ハンダのつけ方

ハンダ付けするために剥いたより線は、そのつどハンダメッキをしておきましょう。

できれば鉛ハンダがお勧めです。
鉛無しハンダは融点が高いものが多く、より線のビニール被覆が溶けやすかったり、電源スイッチのハンダ付けで失敗します。
初心者にはまったく薦められません。
失敗の代名詞、芋ハンダの出来やすさも高いです。

さて、より線のハンダメッキに関してですが、場所によっては長めに向いたものをからげて半田付けなんて場所もあります。

その場合は、剥いたより線の先端2ミリほどだけをハンダメッキするとほつれません。
その状態で接続箇所にからげてハンダ付けをすればよいです。(電源インレット・場合によってライン入力のミニジャックの辺り)

真空管ソケットの辺りですが、より線を十分からげようとすると、隣と接触しそうで怖いです。

ですので2mmほどに剥いたより線をハンダメッキし、かぎ状に曲げてソケットの端子に引っ掛けて、ハンダでとめます。
確実にハンダ付けが出来ていればそれで大丈夫です。

・電源スイッチの配線ハンダ付け

電源スイッチ派向きを間違えずに取り付け、後のハンダ付けのためスイッチが入った状態にしておきます。(訳は後述)

ハンダ付けの際はハンダ付けをしない方の端子に放熱クリップをつけておきます。

スイッチが入っているので、半田付けしない端子の方に熱が伝わり、放熱クリップで冷えます。

融点の高い鉛無しハンダの場合有効な方法です。
(ハンダ付けするパーツのすぐ根元が一番良いんですけど、付けづらいときにやる方法です。過信するとやっぱりパーツが溶けて失敗します)

無事にハンダ付けが出来たら、スイッチはオフにしておきます。


・電源インレットのハンダ付けですが、これ、もれなく溶けますのでヒートクリップを使った方がいいです。

まぁ、自分は使ってないのですが←

で、先日も言ったヒューズの端子と電源の端子をスズメッキ線で接続する件ですが、やはり、やめておくことをお勧めします。ヒューズの入れ替え時に割れる恐れがあります。

接続は短いより線を2本並べてつないでおけば十分です。
と、いいますか、1本でもいいと思ってます。(自分は1本です)


・シールド線(ライン入力・電源関係)のハンダ付け

これは網線などのシールドの部分のハンダメッキ・ハンダ付けに注意。

手早くかつ、あまり強く曲げた状態でハンダ作業を行わないように気をつけましょう。

シールドに加わった熱が内部に入っている配線被覆を溶かし、ショートしないように気をつけるということです。

特に、ライン入力のシールド線は注意です。

音が出ない・ふたを閉めたら音が出なくなるなんて時はシールド線は疑う場所の候補です。

被覆を剥きシールドをよってハンダメッキするとあるはずですが、これは先端部分のみにしておくと良いです。

そうすると、被覆を剥いた元の部分はやわらかいままの為、中の配線の被覆を傷つけにくくなります。
また、根元までハンダメッキしてしまうと高確率で内部配線の被覆が溶けますのでお勧めしません。

ボリューム周りは特に配線に急な曲げを要するのと、わりとシールドの部分が短く配線しなければならないため上記の難しい条件に当てはまってきます。

( ゜ヮ゜)ノノ<解決方法がないので、気をつけてやってくださいw


あと、やぐらアースを組み、そこに抵抗ののリードを巻きつけてハンダ付けという作業がありますが、やぐらアースにはボリュームからの信号線をはわせるので、抵抗の足などが信号線に刺さらないようにハンダ付けできると音が出ないトラブルを防げます。



・他の注意点

カップリングコンデンサーの向き指定ですが、「完成参考イラスト」を見てその向きに付けてください。

★参考★

部品説明 (マニュアル 4/15)

カップリングオイルコンデンサ   

(誤)極性はありませんがケース側をー(マイナス)、グリッド側にします。

(正)極性はありませんがケース側を+(プラス)、プレート側にします。

★ーーー★

と、いうことです。






( ゜ヮ゜)ノノ<他にもいろいろあるけど、参考に出来る人がいたらしてください。

ちなみに、今現在当方では音が出る状態にまで出来ていますが、一点、何とかならないかという部分があるので問い合わせ中です。

早々、最後にですが、ネームプレーと入ってますよね?

あれのつけ方(当方の)

マスキングテープを用意します。

上面につけるのですが、放熱スリットを利用します。

つけたい位置(電源トランスの前)の適当な場所に置きます

近いスリットの左右の間にマスキングテープを渡して張ります その線上はシャーシに対して平行です。

ネームプレートは50mmなので、断面の目立たない部分に定規かノギスで25mmを測り中心を出して、細マジックで点をつけます。

シャーシのスリットとスリットの間は95mmぐらいだったはず(計ってください)
その中心を出してすでに張ったマスキングテープに中心点をマジックでつけます。

マスキングテープの平行を参考にしつつ、テープの上にかからないようにネームプレートの位置合わせを行い、先につけた中心の印を参考にはくり紙をめくったネームプレートを貼り付けます。

ネームプレートの上に薄い紙、もしくはマスキングテープを張って十分に抑えて貼り付け固定します。


( ゜ヮ゜)ノノ<完璧です!


それじゃ、おやすみなさい><



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