kondou製作所のブログ

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KA−10SH LTD 組み立てその3 写真もあるよスペシャル


春日無線変圧器の黒豹 「KA−10SH LTD」

と、言うわけで、製作時に撮影した写真を掲載します。

中身の組み立てに関しては、過去に組み立てた経験上、当方はマニュアルどうりに作らない部分があるので参考にならない部分もあります。

注意してご覧ください

シャーシと接合する金具ですね いつものモナカ構造です。

たつき防止の金具を取り付けします。



今回はテフロンソケットを使っちゃいます!
見た目はアレですが、配線のしやすさや保持の安定性で大変好ましいです。


ラグ板をつけます(トランスは一番最後ですね)

5.5mmのボックスドライバーは必須ですよ!
※余談ですが、今回のシャーシから真空管ソケットの止めネジの部分が貫通ではなく、ねじ山が立ててあり作りやすくなっていました。改善点ですね。

自分はマニュアルには沿わず、シャーシにラグ板を置き菊座(ツルツルを上)を置いてナットで締めます。
こうすればネジを締めてもラグ板がずれません。

(マニュアルに何らかの意図があるのかもしれませんが、このやり方でずっとやってます。基本的にはアースに落としてノイズ対策ということなのだと思いますが、ノイズの点でもまったく問題ありません。)


ヘッドホンジャックは標準でスイッチクラフト#12Bですが #12B GD をおごります。

っていうか、基本的には使う気はないんですが、今回、あまりにもブラックのシャーシがカッコいいので金メッキ品を大奮発!(貧乏人としては)

たぶん、サウンドハウスで買えますし、後から変更も出来るよw

ヘッドホンジャックは、ハンダでカシメ部分に軽くハンダを流す(つける)のがお勧めです。

で、パネルにパーツが付きました。

そうそう、RCAジャックとヘッドホンジャックはなるべくボックスレンチを使った方が傷をつけずに作れると思います。

( ゜д゜)ノノ<プライヤーとかペンチで締めちゃ駄目よ!

トランスを取り付けました。
マスキングテープを張って傷を防止しましょう。

シールド線に関してははしょります。
(難しくないし)

電源スイッチですが、昨日書いたように、ハンダ付けの際は電源スイッチを入れて、ハンダ付けをしない方に放熱クリップをつけることで熱を逃がします。

今回は手を離すとはさんでくれるピンセットで代用です。

一番良いのはハンダ付けをする部分のすぐ元なんですけど、補助的にこういうやり方もありますよ〜って事です。
無鉛ハンダを使う場合は電源スイッチは普通にで溶かしてしまうので、放熱クリップを使うとか、やっぱり鉛のハンダを使うとか配慮しましょう。

ちなみに、放熱クリップを使うことでいつまでたってもパーツがあたたまらずに事態が悪くなる場合もあります。
パーツが大きかったり、放熱クリップで熱が逃げたり、この辺りのパーツによるハンダ付け作業の加減は慣れましょう。

基本的には夏でも冬でも、大きいパーツも小さいパーツも同じタイミングの加熱で付くわけではないと心得ておくだけで結構です。それで上達します。

ハンダ付け職人さんのブログによるとドライヤーであっためるなんて事でハンダ付けがしやすくなる事案もあるみたいですよ。

ガガーってはしょります。
ソケット周りのリード線の配線模様です。

今回素敵なソケットが手に入ったので配線しやすいのですが、いつものソケットでも同じです。

リード線の先端2〜3mmほど被覆を剥いてハンダメッキして、1mmほどをカギ状に曲げます。

それを、ソケットの端子の穴に引っ掛けてハンダで止めます。芋ハンダは注意です。 KR−19では失敗する気はしませんが、条件によっては芋半田もありえますので注意。

このソケット、NOS品で酸化しているのにスズメッキが十分ですぐに半田が乗ったという優れもの。

( ゜ω゜)・・・なかなか見つからないみたいだけど、秋葉ならあるの?

見た目はとてもいいとはいえないけど、機能的にはとても良いソケットです。

電源インレットのあたりです。

マニュアルにはスズメッキ線でつなぐという指示がありますが、個人的にはまったくお勧めできません。

写真のように短いより線を用意してつなぎましょう。
電源の太さにこだわる人は2本か3本でも良いです。
(それで音に違いが出るかは知りませんけど)

なお、このあたりの端子はより線の被覆を多めに剥いてからげた方が良さそうです。

この場合、多めに被覆を剥いたより線はハンダメッキは先端の1〜2mmほどにして、元は剥いたままにしておくととてもからげやすいです。
からげた後は十分にハンダを流してとめておきましょう。

マニュアルに対して順番が前後している組み立てですが、コンデンサーとか付いてきました。
良く見るとわかりますが・・・

1.コンデンサーは低く付け(基本は下穴)シャーシに両面テープで固定しています。
(やらなくてもよし、個人的にはコンデンサーが自分の重みでたれるのが嫌)

2.一部、テフロン被覆の金メッキ銅単線(アムトランスとかで売ってる)に変更。

この部分に使う場合は作業性抜群で被覆の耐熱性もすばらしく見た目も美しいです(全4箇所に使用)

となっております。

たくさんはいらないから小分けしてもいいんですが、問い合わせがなかったので情報だけ載せておきます。



進む作業 マニュアルはほとんど見てません。
誤参考にならぬように願います(謎

この部分ですが、わざとリードを残してあります。
このようにからげると後でパーツ交換が楽なのです。

カップリングコンデンサーなどはこういう風にからげると後で交換が楽です。
全部のパーツでやると始末が悪く見栄えも悪くなるので不用意にやらないようにした方がお勧め。

音が出る状態になりました。
まだ配線はまとめていません。

8番ピンと9番ピンのところにコンデンサーが付くように指示がありますが、当方は8番ピンからやぐらアース(スズメッキ線のやぐら・鳥居みたいなの)にコンデンサーをつないでいます。
こうすると、50V耐圧のコンデンサーもつけられます。
ニチコンMUZEとか良いんですが、今回は三洋の20V耐圧のOSコンです。

なんか手元にあまってたって言うのが理由です(←

写真をいろいろ載せたいのですが、まぁ、ほどほどにしておきます。


完成写真おまけ


( ゜ヮ゜)ノノ<さまざまなお客さんの要望が取り入れられたKA−10SH LTD

今後の展開も気になりますね!。

たぶん明日も続きますw(ネタに困りませんw)


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