春日無線変圧器さんのＫＡ−１０ＳＨ ｍｋ２ですが、完成品はプラス１８０００円だったということを今日改めて知りました。
・・・いつも、キットの価格気にした事ないので。
で、高いか安いかという話ですがお店として単品ずつの組み立てをするわけで、さらには職人技といっても言い過ぎではない手配線による組み立てを行うわけですから仕方がないなぁというのが自分の見立てです。
自分は組み立て代行を時々させていただきますが、工賃を頂くといってもお店とは立場が違いますし、ご依頼者さんとお話させて頂いた上でぼちぼちやってるから少し安くできるという程度。
最近の工業製品は海外で量産して安く安くしてますので「物の値段」とか「工賃」という物、価値観がめちゃくちゃになってますが、丁寧に作られた真空管アンプはやはりある程度手間もかかるし技術もいります。
安価にいろいろな物が手に入る時代に、手作りの真空管アンプというのは高い物かもしれません。
しかし、大量生産・大量廃棄される工業製品とは違い、しっかりした作りや末永く使える故障のしづらさ修理のしやすさ、一品ずつの作り込みやちょっとした改造の楽しみなど、いろいろな良さがぎゅっと詰まっています。
もしＫＡ−１０ＳＨに興味を持っていただける人がいれば同好の者としてぜひお手伝いをさせて頂きたいと思います。
音色の良さだけでなくいろいろな事を考えさせてくれるきっかけになると思います。
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