kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

電圧チェックとかー

キット物の真空管アンプを作った時、安全確認のために行う「電圧測定」

素人でもできる範囲の点検で点検をしておけば安心して使えます。

今回、春日無線変圧器さんのPCL82シングルアンプの電圧測定を行うことにしました。

と、言うのも、実は完成後の点検をサボっていたのです(^-^;

さらに言えば先日ヒューズが切れまして、いやまぁ、「何事!?」って思ったわけです。

写真はありませんが、デジタルテスター(1000〜2000円の安物)を用意し、春日無線変圧器さんのアンプの組み立てマニュアルの通りにテスター棒の先端に絶縁テープを巻いてテスター棒の先端だけが露出するようにしました。

その後、スライドトランスを用意してきっちり100vの電源を用意してアンプの電源を入れて測定開始です。

なお、スライドトランスが用意できない場合はアンプとコンセントを接続しトランスの電源入力端子でスイッチを入れた状態で電圧測定を行い105vだった場合は5%、107vだった場合は7%高めの電圧が測定値として出れば合格です。電源電圧が高めで測定結果がマニュアルよりも高く電圧が出るところとあまり変わらないところがありますので過電圧がかかっていなければひとまずOK、極端に低い、もしくは電圧が出ないときは点検しなおした方がいいです。

もし電圧がマニュアルにある範囲を大きく超えている場合は特に心配ですので即点検しましょう。くれぐれも感電にはご注意ください。

測定の際の誤差は一応アンプごとにマニュアルに記されていますから参考にしてあまり神経質にならないのもポイントです。



で、今回測定してみた結果ですがほぼ規定値にありましたのでおそらくヒューズ切れを起こしたのは当方の自宅のコンセントの電圧が高めである事、寒い時期だったのでヒーターの点灯時に想定以上の電流が流れたから?ヒューズが不良品だった?というところなんでしょうか?いやはや、不可解です。

でもまぁ、これでまたヒューズ切れを起こすようならちょっとヒューズの容量を高めにすればいいだけなのでとりあえず安心しておくとします。うちに来ている電圧が高めなのは仕方が無いです(゜ω゜)

エレキットの真空管アンプも電圧測定をすすめられていますが安心して使えますし、測定しておいて損は無いと思います。

( ゜ヮ゜)ノノ<いまどきのデジタルテスターってやすいし、ちょっと工作やるときにあるととても便利ですよね。

そういえば、PCL82シングルアンプが2w、それに対してTU−872LEは頑張って5w、普通は3.5w程度しかありません。

価格差を考えますと、非常に複雑な気持ちになりますが、直熱3極管アンプとMT複合管(5極管と3極管かな?)のアンプとではいろいろ違うので比べてはだめですね。
(^ー^;)

2A3はほんのちょっとだけ贅沢ができるそんな真空管だと思います(笑


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