kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

アマゾンでぽちって見たわけだが(・ω・;)

レポーター:今日の調子はいかがでしたか?

お相撲さん:ごっつぁんです!

レポーター:右ひざの痛みがあるとの事でしたが?

お相撲さん:ごっつぁんです!

レポーター:今回、ご自身ではどんな相撲が取れたと思われますか?

お相撲さん:ごっつぁんです!

レポーター:最後に一言お願いいたします!

お相撲さん:ごっつぁんです!


( ゜ヮ゜)ノ<貴重なインタビュー、ごっつぁんでした!


こんにちは日暮です。
お相撲さん、いいですよね!

さて、無駄に長い前振りの後なんですがアマゾンでぽちったんですよ、真空管

桂光の2A3C!

これ、まるで300Bのような堂々とした外観とそこそこ評判良い音質のようで欲しいなと思いつつお小遣いで手が出ずに我慢していたのですが、アマゾンで発見!

アマゾンなら送料がかからないのでその分だけでもお値打ちです。

で、

( ゜∀゜)キターッ!

で、開封してみたら真空管の箱が

「桂光 4300B」

(;・д・)・・・ちょっ、おまっ!


箱が300Bではありませんか!(しかも300Bの上位グレードの4300B)

・・・これはあかん。

しかし、もしかしたら箱が違うだけで中身は2A3Cなのかもしれないので開封したら・・・


(;・д・)・・・ガラス、ツルツルでプリントが何もしたらへん・・・


2A3Cと300Bはヒヨコの鑑定士(オスメスを見分ける)でも見分けが困難だと(私が)言うほどそっくりで見分けがつきません。
(※ 普通の2A3なら300Bより一回り小さいのでわかりやすいのですが2A3C(中国製)は300B(中国製)と形状がまったく同じなのです)

おそらくわかるとすれば、真空管テスターを用いて測定するしかありません。

( ・ω・)・・・しかし、そんな物は一般人のおうちにはない!

で、

( ;ω;)・・・困るやん・・・




つべこべ言わずにアマゾンへ返品がたぶんベストなんだけど、それじゃぁ、何のためにポチッたのやら・・・


ちなみに、さらに言うならば商品の説明画面では真空管のハカマのところに測定値を記入したシールが貼ってあったのにそれがついていないのです。

どういうことかといえば、そのシールが有るか無いかで測定済み品かバラで測定していないものかということがわかるのです。(別の言い方をすれば選別品かバラか、マッチドペアかそうでないものかがわかるのです)

さぁ、突っ込みどころしかない。どうしたらよいのでしょうか?

で、2A3と300Bの違いはもちろん特性・出力の違いなんですがわかりやすいところでヒーターの点灯電圧が違うわけです。

(なお、想像する限りではおそらく300Bを2A3を使うアンプに挿してもヒーターが切れる事は無いかと。逆の場合はヒーターがきれる恐れが有りそうです。まぁ、やらないに越したことは無いですねぇ・・・)

そしてヒーターには抵抗値が有ります。点灯電圧は300Bは5V、2A3は2.5Vだそうなので倍も違います。

と、言うことはヒーターの抵抗値もまた違うはずです。

早速、980円のデジタルテスターで計ってみました。
測定は4本あるピンのうちのヒーターにつながっている太いピン2本を計ります。

中国製300B 0.9Ω※
(※2本を測定し2本とも同じ値でした。)
曙光製(中国)2A3C 0.4Ω
桂光 謎の真空管    0.4Ω

と、いうことで、アマゾンから送られてきた物はプリントがして無いものの、どうやら2A3Cで間違いないようです。

これで後は特性がそろっているかどうかがわかればまったく問題はないのですがそこまではさすがにわかりません。
(・ω・)


せっかく安く買えたと思ったのにこの結果。
返品した方がいいのか、このまま使った方がいいのかとても悩みますね。

それにしても、商品の紹介ページの写真にはマッチドペアの物を載せておいて、実際に送る商品は測定したのかわからない、型番もブランドもわからないようなノープリントのものを送るなんて真空管を扱う業者とは思えないですね。ノープリントの真空管なんて選別で弾き出された粗悪球という可能性もありえますし正規品と同じように扱うなんてありえないです。ブランド(信用)も込みで1つの品物ですよ。(まぁ、安い球に嘘のブランド名をプリントして高値で売るなんて最悪な業者もいるみたいですが)


なんともモヤモヤした気持ちなのでありました(´д`;)



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