kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

KA−10SH:電源コンデンサー特盛りとかー

レトルトカレーなら「銀座カリー」が良いです。

>挨拶

日暮です。
そういえば、関東では雪の為スーパーが買いだめの為に品切れしているとの話ですが、1〜3日ならレトルト食品やインスタント食品で良いような気がいたします。非常食の賞味期限もこの際チェックしてもよろしいかもしれませんね。

さて、KA−10SHのケミコン特盛が極一部の人の間で大して流行もしていないわけですが(←たぶん)先日、自分のところのKA−10SHも1台は合計4個のケミコンを特盛化してあります。

ケミコン、アルミ電解コンデンサーな訳ですがKA−10SHには350v100μFが3個、200v100μFが3個、増幅回路部分に16v100μFが1個の合計7個のケミコンとがあります。

シャーシ内の余裕を考えると上記以外のケミコンを入れるのはためらわれますが、mk2からはシャーシが大型化したため入れようと思えば背の低い450v330μF3個と200v1000μF1個、もうちょっと無理すれば200v1000μFが後2個交換できます。

無理のないところ?で上記の3個(450v330μF*2、200V1000μF1個)を交換しますと、電源を切ってもしばらくは動作するほど電源に余裕が生まれます。

具体的にはノーマルでスイッチを切ってから再生音が確認できなくなるまでに条件によりますが12秒程度かかるのに対して、上記改造機は22秒程度と約10秒程度長くなります。(音割れし始めるのはもっと早いですがコンデンサー容量が増えればそこに至るまでの時間はもちろん長くなります)

電源ケーブルを交換するよりも安価で効果的ではないかと思います。何せ、瞬間的に電源が落ちてもわからないほどの余裕なわけですから。

ただ、交換とはいってもハンダ付けの技量が要りますし、一つ間違えば命に関わります。作業前には必ずすべてのケミコンの放電作業と残電圧の確認、完成後も不用意に蓋を開けたりさわったりしないなどの注意は必要ではないかと思います。

ノーマルの状態でも感電すればかなりのショックが来るはずですのでコンデンサーの容量を上げるのは危険な事ですし、そもそもそれで見合う効果があるのかという話もありますので当方としては積極的にお勧めはいたしませんので、くれぐれもこのブログに書いてあることを真似してひどい目にあったなどという事がないようにして頂きたいです。(積極的な改造はあまりお勧めしていません。最近のKA−10SHはこのブログ開始当初と比べると何度も改良されていて標準状態でもかなり十分な内容です。)

真空管アンプの製作や改造は楽しいものですが、感電だけは命に関わる事を自覚してお願いいたします。感電が直接的な原因でなくてもショックで驚いて怪我をするという事もありますし、とにかく感電するような事は原則あってはいけません。内部をさわる時には必ずコンデンサーの放電作業と残電圧の確認は行ってください。

これはエンジンをかけたままの車のエンジンルームに手を突っ込むのとやってる事は同じですし、逆にエンジンを止めさえすればどこをさわっても安全なのと同じです。真空管アンプが危険というわけではなく、スイッチを切ってもアンプの中にはまだ電気が残っているという事を忘れないでという事です。(親切設計のアンプの中にはスイッチを切ってからコンデンサーの電気を放電するようになっている物もありますが、原則として必ず電圧測定を行ってください。)

(;゜д゜)・・・趣味で怪我をしたり命を落したりとか、絶対駄目です!

この辺りはまたそのうち写真つきで記事にしたいと思います。まぁ、いつになるかわかりませんが(←


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