kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

イワシの頭も信心からとは言いたくないけれどとかー(←

どうも今日は日暮です。

っていうか、このブログは誰宛に書いてるんでしょうか?それは自分に似た人向きに書いているわけですが、上から目線ではないかとのご指摘痛み入ります(謎

それはさておき、今日はですね、ネットで調べ物をしてたんですよ。

それは、「アレの中身」

アレの中身、物としてはオーディオ機器な訳ですが、以前ネットで高級アンプの中身がスカスカだった見たいな話がありましたよね。ゴールドムンドのアンプやムジカのヘッドホンアンプだったりとか蓋を開けられちゃってました。

で、それと似たような事例を発見してしまいまして、ショックと共に複雑な気持ちに(。_。;)

どういう気持ちかといえば、高価なオーディオアンプなのに中身がスッカスカなところにまず落胆。

しかし、すぐにこうも思ったわけです。「高価なアンプは中身がつまって部品がたくさん使ってなければいけないものだ。」という固定観念が自分に根強くあったという事に。

そして、「良い音が少ない部品でできるなら安くすれば良いじゃない?」という思考の流れとなり、その次に「安い物は高級アンプとはいえない(物が悪い)と考えるだろう。」と思ったわけです。

こんな考えの消費者がいて、技術革新により少ないパーツで高音質のアンプができたとき、温室のために極力少ないパーツでアンプを作ったメーカーはどうやって販売すれば良いのでしょうか?

「部品が少ない分は原価が安いのだから、安く販売するべき」というご意見はもちろんあるでしょう。しかし、オーディオ機器はそんなに頻繁に購入する人はいませんから多くのメーカーが食っていけなくなってしまいます。そうなれば良い物を作ればそのものの原価に関係なく「メーカーが従業員に十分な給料を支払える金額」を利益として上乗せせざるをえません。

「物の値段」は「原材料費」というよりも「その製品を支え続ける人たちの人件費」と考えるしかないかと。

この考えを否定すればメーカーは要らない機能をつけたり、効果のない音質向上パーツを多用したり、アンプの中に鉄板のオモリを仕込んだり、本来の目的から外れた商売に走ってしまうのではないかと。

自分はオーディオメーカーの人間ではありませんが、現在の場合、中身がつまっていない高級オーディオ機器であっても必ずしも金儲けに走っているとはいえないと思うのでした。むしろ、性能が十分であるならば良心的ではないかと。

世の中に原価と販売価格が見合っていないようなものはたくさんあります。そういうものに出会ったときに「どうしてその値段になったのか?」ということを冷静に考えてみることは大切かもしれません。何を目的に何をいくらで買うのか?という事を考えられれば後悔を減らせたり、満足のいく買い物が出来るかもしれません。


と、先の精神的ショックを自己消化した上でですね、思ったんですよ。

( ゜ヮ゜)・・・こんな中身のアンプなら自作できるなw

と(笑

いや、同じ物にはなりませんけど、同じ電気回路のアンプを自作すれば1万円以内でその何倍もの価格と同じアンプを手に入れたような疑似体験が出来るじゃないですかwwwまるで錬金術みたいですw

( ゜ヮ゜)ノノ<貧乏人はこういうところで上手くやらにゃね!(←



くれぐれも誤解の無いように申し上げますが、高価なオーディオ機器で中身がスカスカという事はありえます。その中にはただのぼったくりもあるかもしれませんが、長年の経験などから作り出された「価値ある物」もあるであろうという事です。出来合い品を見て「なんだこれ、簡単じゃないか」というのは簡単なことです。様々な試行錯誤を長年続けて最終的に完成したメーカーの製品を馬鹿にするのは大変失礼なことだと思っています。(場の勢いで「なんじゃこれw」とか言うのは勘弁してください(_ _;)


金儲けの為のこだわりのない安価な量産品もあれば金儲けしか考えてないぼったくりのような製品もあり、そうかと思えば考えた末に見た目簡素で高価な製品もあるのがオーディオなのかなと思うのでした。

最後に、「音の良さは金額に比例しない」これは間違いないと思います。


※追記
(;゜ヮ゜)ノノ<値段なりの価値はあるはずだ!という思い込みは時として危険ですし、懐具合を考えて無理な高額商品を購入しないようにしないと怖いことになりますのでくれぐれも身の丈にあったオーディオを楽しみたい物ですね。(某輸入オーディオの修理を頼んだら、いきなり10万円前後の修理代を請求されたとかうんたら・・・無理して買ったは良いけれど故障&修理にかかるお金も半端じゃないとか怖い話です。)

352102