kondou製作所のブログ

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バーチカルツイン(仮想同軸)とバーチカルツイン(≒ラインアレイ)とかー

A氏 やっほ!

B氏 やっほ!やっほ!


>なんか、ゴリラみたい (・ω・)ウホッ


こんにちは日暮です。
大体、どうでも良い事を考えてますが、暇かと言われるとなんともいえません。


さて、タイトルにありますバーチカルツインスピーカーですが、これは一般的にはミッドウーハー2発を縦に取り付け、その2発の真ん中にツイーターを取り付けるというスピーカーです。

また、この方式は「同軸(2way)スピーカー」に対して「仮想同軸(2way)スピーカーとも言われるようです。

メリットとしては幅をとらずスリムな外観でありながら大口径のスピーカーのような迫力をえられること・・・なのかな?と思います。

まぁ、メリットばかりではなく、上下に配置したユニットの音波がそれぞれ干渉する場所ができると言う話もあるそうで好みがあるかもしれません(自分は好きですが)

で、面白いのがですね、「フルレンジ2発のバーチカルツインスピーカーがあんまりない」と言う話です。

なぜかミッドウーハー2発にツイーターを加えたものが多くフルレンジ2発と言うものは見かけません。

おそらくは「フルレンジを2発つける意味がない」と言うことなのでしょう。

ユニットを増やすと単純にシングルユニットと比べて音がにごると言うか「ユニットが沢山ある音だな」と言う音がします。ソロボーカルか合唱か、そんな音の違いにも似ている気がします。

また、「大口径フルレンジ1発じゃ駄目なの?」って話もあるかと思います。


ほかに、「ラインアレイスピーカー」という2発以上縦に並べたスピーカーシステムもあったりします。


で、なぜ今回「フルレンジ2発のバーチカルツイン」の話をするのかといえば、これはフルレンジを2発使ったバーチカルツインとミッドウーハー2発にツイーターを加えたバーチカルツインとは音が違うのではないか?ということを思ったからです。

そもそも、フルレンジと2wayとでは音の傾向が異なります。また、立体感も異なります。それをバーチカルツインとしてくんだ場合も音の違いがあるのではないかと思うのです。

とりあえず、普通のフルレンジスピーカーではスピーカーと向き合って音を聞いた場合に上下方向にリスナーが移動しますと聞こえる音が変わってきます。これは高域の指向性によるものですが、これをバーチカルツインスピーカーにしてやると指向性変化が緩やかに感じられます。また、ラインアレイスピーカーのようにスピーカーから距離が離れてもよく音が聞こえるようにも感じられます。

普通のフルレンジスピーカーが点として音を出し上下方向のスピーカーの位置を明確に感じさせるのに対してバーチカルツインでは少々上下方向にリスナーが移動しても音が変わったように感じられません。

ユニットを複数使うスピーカーについては好みがあるとしか言えませんが、個人的には魅力ある聞こえ方の1つです。

スピーカーユニットを複数使うスピーカーはエンクロージャーの設計が難しいとかいう話もありますが、深く考えずに2つスピーカーを持ってきて鳴らしてみてもいいかと思います。

いろいろ作りたいなと思っているスピーカーですが、バーチカルツイン(フルレンジ2発)というのもそのうちの1つです。


追伸:ヤフオク見てたらCF204−8Aの中古良品が販売当時の価格の2倍ぐらいになってて涙目(;ω;)ブワッ

確か、定価が4千円から5千円(1本)ぐらいだ思ったんですけど。
このユニットのみが持つ音質と極めて高い能率は他に変え難いものですが、ここまで値上がりしちゃうとちょっと手を出しづらい気がします。