kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

把握できないスピーカーのエンクロージャーの種類について

一応、ブログの趣旨にあった記事ということでスピーカーのエンクロージャーの種類について思う所を少々。

 

スピーカーには非常に沢山の種類があっておそらく個人の思想に基づくスピーカーともなれば掌握するのは難しいかと思います。

インターネットで情報が非常に得やすい時代ではあるのですがインターネットから自分に必要な情報が流れ込んでくるわけではありませんので「存在していても観測される事が無い」そういうスピーカーも多いと思います。

タイムドメインスピーカーは個人的に大変興味深いスピーカーなのですが、知っているのはオーディオに片足突っ込んで、なおかつフルレンジスピーカーに拘る人で無いと知る事は無いと思います。

自作スピーカーを物作りのイベントで展示させていただく事がありますが知ってる人はほとんどいませんもん。

で、まぁ、何でこんな話をしだしたかって言うと、最近そういった発見があったからです。

スピーカーエンクロージャーの種類に付いては大雑把に

・密閉型 ・バスレフ型 ・ダブルバスレフ型 ・共鳴管型 ・バックロードホーン ・フロントロードホーン

こんな感じの物があるかなと思いますがダブルバスレフ型は既に「派生」っぽい感じですよね。
で、最近驚いたのはバスレフに共鳴管というタイプを発見した事です。

なにそれ?←

でも、そんなのは自分が知らなかっただけで、自作スピーカーにはそういう組み合わせや良いとこ取りを狙った設計の物など多岐に渡ります。

ゆえに、大手メーカーが専門家によってお金をかけて設計したスピーカーとは別に自作というジャンルが存在し続けているのだろうと思います。

大手メーカーでは基本的には現代の理論に基づいて正確な音の再現を目指しているでしょうし、一方でコストをかけても沢山売れない物、利益のでない物は作ることができません。

個人の場合はコストがどうというより「こう作ったらどんな音がするのか?」といったチャレンジ精神溢れる作品が数え切れないほどあると思います。そして、かつては埋もれてしまった個人製作のスピーカーもインターネットを通じて発表の場が大小様々に出て来たように思います。

かつて、例えばオーディオ雑誌などに紹介された長岡鉄男氏設計のスピーカーエンクロージャーが日本の各地で作られて、各自が楽しみ、時にそれを改造した物があっても個人の自己満足で終わってしまっていと思います。

でも今は個人の作ったスピーカーについて発表できたり相互で情報交換が出来る時代になりました。

自作スピーカーに最盛期のような盛り上がりは無いとしても今だからこそ出来る今までに無いスピーカーが出てくるような気がします。

ですので半分完成している市販のスピーカーキットなどを作られるほどはまった人には、是非自作スピーカーの世界を旅して欲しいなと思うのです。

<おしまい>