kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

ULTRASONE HFI580

中古で購入したULTRASONE HFI580というヘッドホンのレビューみたいなの

えと、楽しいオーディオブログというタイトルでありながら、なんか今ひとつな内容で自己嫌悪してます(苦笑

まぁ、ぼちぼち楽しくなるようにしませう(^−^;

えと、タイトルですが、まぁ、ヘッドホンを新品でそろえるのが大変なので中古でそろえてお恥ずかしいという話です

1台あたりの稼働率がどうしても減るので、新品を2台購入するより、中古を3台の方が自分には理にかなっているわけです

そんな中、ULTRASONE HFI580という機種を購入しました(今年の2月ぐらい?)

中古で買うなら新品との差額分高い物を買ったら良いような気がしますが、これは個人のお財布事情という事で・・・でもほら、一般にあまりレビューが無い機種とか買ってますので面白いですよ

そうして購入した Ultrasone HFI−580というモデルが、結構お気に入りです

これ、下から数えて3番目の価格のモデルですが私好みのいい音がします

内容的には外観は中級グレードと同じです あとはおそらくユニットの違いですね

Ultrasoneのヘッドホンはとにかく歯切れが良く,低音はゴムのような弾力を伴ったなり方で、おそらく音がぼやけるという感じがしません
少なくとも、ふんわりという感じの音ではないです
かといって、かちんこちんでも無いです

ドンシャリのようにも思われますが、ボーカルもはっきり聞き取れますし、クセがあるような感じはするかもしれませんが、多少脚色があるといわれようと、とにかく元気があって気持ちよく、基本的な解像度、透明感などは高い次元でクリアしていますので、はじけるような気持ちのよいドラムなどのサウンドが聞きたい方にお勧めできます

さらにその中でメーカー内のラインアップで個別に個性があり、一般のレビューを拝見すると上位機種ほど解像度が高い傾向にあるようです

HFI−580は同社ラインアップからすると中の下クラスなのですが音質で手を抜いているといった感じがしません
市場で人気が無い点を含めて、2万円を切ってくればずいぶんお買い得なヘッドホンなのではないでしょうか?

私はあまり触れない装着感ですが、はっきり言って、並か、悪い方です(私はまったく問題にしませんが)

側圧が強く、遮音性が高いしっかりしたイヤーパッドがしっかり押さえつけてきますから音漏れなどは少ないのではないかと思います 聴いている本人も外部からのノイズが軽減されて聴きやすいです

また、側圧が弱い場合、このヘッドホンはヘッドバンドの構造のこともあり、ずれやすい可能性があります

軽い装着感を好まれる場合はお勧めできませんが、ずれない為に側圧はある程度高くても納得できる人なら大丈夫でしょう

後、頭頂部にあたるパッドですが、無駄ではないですが、長時間の装着で、人によっては若干の傷みを感じる場合があるかもしれません(AKGのK701みたいな感じの痛み)

これは値段からして、同価格帯の他社のモデルより装着感が悪いというのであって、ヘッドホンとしてはまぁ、普通の構造ですし、これを問題としない人も私を含めてたくさんいらっしゃるでしょう

個人的には、この音の為ならば装着感は我慢します
と、言うのも、先日不意にHFI580をしまい忘れてしまい、その音が聴きたくなってプチ中毒状態で探しておりました(笑

実は(?)Ultrasoneの「PROline650」を持ってますが、実はそれよりHFI580のほうが好みの音なんです
・・・て言うか、クリアな良い音に聞こえるんですけど・・・

さうさう、Ultrasoneといえば「頭外定位」といって、ヘッドホンでありながらスピーカーで聴いているように聞こえるとか、顔面のやや前方へ音像が定位するような「S−LOGIC」という仕組みを持っています

この効果はいまひとつに感じられるかもしれませんが、インナーイヤータイプと比較すれば確かにその違いがわかります

これもあわせて、実に素晴らしい出来で、(それなりに)安価なモデルでありながら初めてのUltrasoneとして十分お勧めできるモデルではないかと思います

最後に個人的に気になるのは、この580の前にある機種でHFI−450というモデルです

外観が580とは異なりますが、全体に手を抜いているという感じがしませんので、実はちょっと期待したいモデルです

どうせ買うなら高級機を!という気持ちもありますが、それで長期間悶々として過ごす以外の選択肢として、手頃で評価の高いモデルを買ってみるのもひとつの選択肢だと思います

いろいろ買っていてはきりが無いですが、ヤフオクなども利用していろいろな物を試していく中で、自分として一番良い音のものを模索するというのもまた趣味という事でよいのではないでしょうか?