と、言うわけで、昨日の予定お題は次回持越しで、今日はK701をどう鳴らすか?について・・・
先にお勧め環境をまず記します
A級ドライブで、中低域が充実しているアンプ
RCAケーブルでも中域から下を意識したセッティングにした方が良さそう
と、言うわけで、考えられる範囲で手頃な物をピックアップしてみました
・エレキット TU−882(中古なら2万円ぐらいから)
しっとりした音質が期待できるA級ドライブであり、アンプとして十分評価できる音質、使い勝手もある程度考えられておりお勧めできます
真空管アンプとしてではなくひとつのアンプとして評価できる機種です
ポイントとして、ロシア製の真空管に変更すると良いです(ゲッター皿は両持ちで!)
ちなみにその前のモデルのTU−5882は能率の高いヘッドホンですと、ハムノイズがしますので止めておいた方が良いです
これ以外にも半導体、真空管問わずA級アンプで評判の良いものならば期待できると思います
A級アンプは基本的に自然な感じ、カリカリした神経質というのではなく、しなやかな音色の物が多いように思います
K701は硬い音のアンプと合わせるとより音が硬くなるので、こういったアンプと組み合わせるのはお勧めできます
TU−882は半導体アンプと比べてもコストパフォーマンスの高いアンプでお勧めできます
なお、ヤフオクなどで見られるほかの中国製らしい真空管ヘッドホンアンプは不安要素が多すぎてとてもお勧めできません
ノイズ等は有ると思って良いと思いますから、覚悟しましょう
あとは、個人的には予算的には高くなるもののKA−10SHとの組み合わせはかなり良いと思ってます
ケーブルですがベルデン8412をお勧めします
と、いうのは割と容易に入手でき、また中低域が太いと感じているからです
音像に安定感もありますし、線が細くなりがちなK701に良くあうと思います
適度な低域に配慮することで、質量を持った音というんでしょうか、実体感を持ち始めることがあります
モコモコした締まりのない低域ではなく、メリハリあるドラムや自然に減衰していくホールの余韻はアンプやケーブルで得る事ができる場合もあります
現在、なかなか安価で手頃なA級ドライブのアンプがありませんが、意外と真空管アンプであったりするので狙い目のように個人的には思います
ぜひお試し下さい(^−^)