現在、手持ちのKA−10SHは2台あるんですが、先に作った方を使っていませんでしたので、真空管を差し替えてセッティングしてみました。
そうしましたら、右チャンネルから音が出ないでハムノイズが出てきました。
さっぱりわけがわからず、蓋を開けて様子を見たのですが異常なし。
もしやと思って真空管を挿しなおしたら直りました。接触不良だったようです。
テフロンの高級ソケットですと、こういうトラブルはずいぶん減ると思うんですが、最初に作ったのは極々普通のソケットですし、ソケットだけでなく真空管の足のほうに問題がある場合もあります。(とはいえ、テフロンソケットはピンの受け金具の品質もよいので真空管のピンが少々酸化していても接触不良は少ないと思いますが)
で、KA−10SHショートボディー(リミテッドからこちら、標準仕様もリミテッドと同じようにシャーシが延長されちゃいました。音質優先はすばらしく魅力的なんですが・・・長いぞ!ほんとにw (ノイズ対策がされていたら従来機の長さでもいいと思うんだけど・・・うーん(^、^;)
と、いうわけで、ただ、そういうことがあったというだけの話です。
鉛筆とかいいみたいですね。
鉛筆の芯を真空管のピン(足)に塗布すると接触不良が少なくなるとか、液体の接点復活財は漏電するけど鉛筆なら大丈夫とか(ある方はコンタクトZとか言われています・笑)
KA−10SHは春日無線さんの改良が進んだことによって、特に改造しなくても高級オーディオといっていいような満足感を得られるようになり、当方も製作代行とか改造とかしなくなりました。
後は真空管プロテクターがついたら無敵じゃないですかね?(←
( ゜ω゜)・・・個人的には元の長さ&真空管プロテクターでしょうか?ハイエンドモデルとしてのロングボディーもいいんですが、ショートボディーの扱いやすさは捨てがたい物があります。(ボディーの長さは本当に悩ましい、どっちもいいところがあるので)
KA−10SHは上品な音で聴き疲れがなくて本当にいいですね。自分が普段聞かないちょっと敬遠しがちな音楽もKA−10SHなら案外聴けそうな気がしてきます。音質って大切ですね(^ー^)