kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

真空管アンプキットとチョークトランスとか

KA−08SEもその他の春日無線変圧器のキットもそうですが、「チョークトランス」といわれるパーツを使っています。

ざっくり端折って言うと「きれいな電源を作る部品」です。

現在では真空管アンプでも現代的に高性能な半導体部品や回路で電源を構成しているアンプも多いようです。

半導体部品を使った電源回路は高性能な割には安いですし、重量だって軽い、良い事だらけのように思います。

「チョークトランスは重くて高いだけじゃ?」なんて思う人もいるかも?

しかし、何事も良いことと悪い事はワンセットです。

で、思うにですね、

( ゜ヮ゜)・・・チョークトランスは壊れる要素がないw

おそらく、数十年からそれ以上の耐久性があると思います。長年使われてきた部品で技術として熟していますし、半導体パーツと違い静電気に弱いということもありません。

つまり、コンデンサーや抵抗器などのメンテナンスを続ければ世代を超えて使うことも可能かも!?

近年、1つの電子機器の寿命は5年10年という物が多い気がしますが、そんな事情はどこ吹く風です。

「そんなに長持ちしなくても、新しくて性能が良いものが安ければ」ということもあるのはわかりますが、一つの物を長く大切に愛用したいという気持ちがある方を裏切る事の無い現在では数少ない「物」と言えるかと思います。

と、いうわけでチョークトランスを使っている事は道具を使い捨てにしないことにも大きく関わっているとも言えます。

また、音質面で最新の機器のほうが安くてよいのかと言えば必ずしもそうばかりではなく真空管の音色や雰囲気を好む人には代わりの無い物です。

憶測ではありますが、きっと、それらも含めて春日無線変圧器さんのアンプキットにはいろいろな思いがこめられているのでは無いかなと思うのでした。

( ゜ω゜)・・・軽量小型高性能で10年も持てばいいって言うと取り付くしまも無いですが、こういうものが現在でも購入できるって良いと思いますよ、本当に。


247666