kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

ちょこっと聞いてみたyoshii9(センターキャップ潰れ品)

うちに来たyoshii9haセンターキャップが潰れているのでちゃんとした評価ではないことをお断りした上で感想など。

(あ、あと、自分の思ったことを書いているだけなので、yoshii9/タイムドメインスピーカーが気になった人は試聴しにいった方が良いです。機種ごとに結構音も違いますよ)

とりあえず!

( ゜ヮ゜)・・・狭い部屋、天井が低い部屋ではアカンかも知れんね(←

(※追記:メーカーサイトによると天井の影響はあんまりないそうです。・・・そうかな?(゜ヮ゜)? )

狭い部屋に設置したせいか、どうも「いいたいことはわかるけど、ここじゃ駄目らしい」という感じの音でした(謎

部屋の壁や天井による反射の関係で上手く性能を発揮できていない感じでした。

それでも、次のような感想もあります

・8cmフルレンジ一発とは思えない低域、打楽器の表現力

録音状態に左右されはしますが、再生する物によっては驚くほど生々しく迫力のある音がします。再生する物によっては「コレジャナイ」感がすることもありますが、上手く再生できる物に関してはとにかく想像以上の生々しさと迫力です。

( ・ω・)・・・流行のpopsなんかは上手く再生できないかもしれないです。良いのもあると思いますが。

・不思議な音像、録音の違いによる音像の大きさの違いが感じられる。

音がサイズとして小さく出たり大きな塊として表現されたり、これも他のスピーカーでは感じられない不思議な体験です。

・スピーカーが上向きなのに自然に感じられる音

スピーカーを上に向けますと指向性が360度のスピーカーとなるわけですが高域特性が犠牲になります。その結果、ハッキリしない感じに聴こえるのですが(そのため円錐状の反射板?を設置してあるスピーカーもありますね)、yoshi9ではそういう感じが少なく感じられ、再生する物によっては音域不足ほとんど感じられません。(まぁ、真正面から聞くよりは高域は少ないんですが、なんていうか不思議とおかしな感じに聞こえないんですよね)

・塩ビ管では無理だと感じさせる高剛性金属ボディーによる音質。

演奏中、振動しないボディーの金属製の筒ですが、実物を体験すると、塩ビ管で似た物を作っても上手くいかないのは仕方が無いと感じさせられます。yoshii9のボディーは土台から筒の部分までしっかりとした金属製で、またそれらが不用意に鳴る事がないようです。

以前自分も塩ビ管でどの程度の音が出るのか試したことがありますが塩ビ管は本当に良く鳴ります。おそらく、吸音材を入れたところで塩ビ管独特の音を無くすのは難しいと思います。
yoshii9と同じ音の物が作りたければ、やはり覚悟をして相応な材料を選んで製作しなくてはならないでしょう。
ともなればかなりの出費となりそうです。(塩ビ管でやるならばどうしても音質的に妥協しなければならないと思います)



とりあえず、そんな感想です。

今後の課題としては
・ユニットの修理
・設置場所・セッティングの調整

・汚れている外観の掃除(´;ω;`)

といったところでしょうか。

個人的には万能なスピーカーとは言えませんが、非常に個性があり、可能性が感じられるスピーカーです。「これでなければ駄目だ」という人がいるのもなんだかわかる気がします。(その一方で「こんな物駄目だ!」という人の気持ちもわからなくもないかも(^-^; 自分はyoshii9は持っておきたいスピーカーですけど)


新品価格31万5千円は誰にでも気軽に買える金額ではないと思いますが、タイムドメインスピーカーの最高峰がこの金額で買えるという点では悪くないのかもしれないとも思います。(他メーカーの高級機を見たら青天井ですからねぇ・・・)

正直、中古でも無理して購入した分なんですが、これもまた自作スピーカーの製作に役立てたいと思います。

ちなみに、自分好みで作っているから当然ではありますが、自作スピーカーの方、他のスピーカーと比べてそんなに悪くないです(笑
今の時点ではバラックなので一度作り直したいと思います。

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