kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

yoshii9の修理とかー(作業編)

Yoshii9のスピーカーユニット交換作業をしましたよ。

手順はこうです。(わかりやすい説明書がpdfでもあるよ)

1.ユニットを取り寄せます(←

2.ウエイトの付いたスピーカーを取り外し(取り出し)ます

3.スピーカーユニットの後部と吸音材の部分は接着剤でくっついているのでカッターで分離します(詳細はpdf説明書で)

4.ウエイトの下部の吸音材をまいていない部分をプライヤーなどでで掴み、スピーカーユニットをネジを緩める要領で取り外します(2人いると良いです)

で!

(;゜ヮ゜)ノノ<緩まないんだな、これがwwwwwww

たぶんね、たぶんですけどネジゆるみ止め材が使ってあって緩まないんですよ、これ。

こういう類は普通の人に緩めるのはとても難しいです。

でもですな、どげんかせんといかん訳です。いまさらメーカーに「すみません無理でした」とか修理に送るとか個人的にありえないわけですのでがんばりました。

で、どうするかですけども、古いユニットはどの道メーカーに送り返しますし、おそらくメーカーさんも捨てるんでしょう。ですので少々傷がついてもよいだろうというわけで次のようにとりました。

まず、マグネットの辺りを横からコンコンとあまりひどい傷がつかない程度に小さなハンマーなどで叩いてやります。
これは、衝撃によってネジが緩むのを期待してやるわけです。

次に、少々欠けても問題がないコンクリートのある場所に行きウエイトシャフトがまっすぐの状態で落下させて打撃を加えます。このとき、下部にあるネジ穴に適当な捨てネジを入れておいてやるとシャフトが傷つきません。ネジは座面までしっかりねじ込んでおくようにしてください。あとは5cm〜20cm上から落下させる感じでしょうか?

この組み合わせを何回か行ってネジを緩めるようにして何とか緩めることが出来ました。

スピーカーユニットを再利用する場合はこの方法はいけません。なぜならフェライトマグネットが破損する恐れがあるからです。

余談ですが、確実な方法としてシャフトの下部側面の一部を平らに削りスパナでつかめるようにしてやると滑らずに緩められると思います。また、滑り止めマットのような物でスピーカーユニットを掴んでも効果があるでしょう。打撃を加えるのは丈夫な物や壊れても良い場合にのみ使える方法ですので安易に行わないようにしたい物です。

で、スピーカーユニットを交換したYoshii9ですがやはり音の鮮度が上がったようです。これから大事に使いたいと思います。

ところで、それでもやっぱり基本的な音は変わらないといいますかYoshii9の音は独特で誰にでもどんな曲でも満足できるかといえばなんとも言いかねます。録音によってはいまいちに聞こえる物もありますし、ゾッとするほど生々しい物もあるようです。タイムドメインライトはここまで好き嫌いはしないと思います。

まぁ、まだまだこれからセッティングや使いこなしをしていく段階ですので安易に良し悪しを語ることは良くないと思いますがとりあえず大絶賛という感じではないです。いろいろあるスピーカーの中の一つの個性という感じです。

簡単に良し悪しはいえませんが、自分はこういうスピーカーも良いと思います。不思議なスピーカーです。


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